トラウマ必至、本気で眠れなくなったホラー映画ランキング! 2位は「呪怨」、3位は「IT/イット」。1位は“貞子”がキャラクター化する大ブームとなったあの作品!
怖いと思いつつも、ついつい見てしまうホラー映画。予想のはるか上をいく怖さで、眠ろうとすると脳裏にホラーなシーンが浮かんでしまい、その晩はなかなか寝付けなかったという経験を持つ人も少なくないはず。
NTTレゾナントが運営するランキングサイト「gooランキング」では、多くの人が「眠れなくなるほど怖い!」と評価したホラー映画について調査を実施。822票が寄せられたアンケート結果をもとに、ランキングを発表しました。
1位は、「リング」!

1位に選ばれたのは、1998年に公開され、興行収入20億円の大ヒットとなった和製ホラー映画の代表作「リング」でした。
「リング」は、見た者が1週間後に死ぬ呪いのビデオを巡る物語を描く、鈴木光司さんの同名ホラー小説の映画化作品。呪いの元凶となる怨霊・貞子が、テレビの画面からはいでてくるシーンが恐ろしくも印象的で、トラウマになってしまったという人も多そうです。
日本国内のみならず、海外でも高い評価を得た本作は、2002年にハリウッドでリメイクされ、こちらも大ヒットを記録しました。
2位は、「呪怨」!

2位には、怪死・失踪事件が続出する呪われた家に足を踏み入れた女性が、世にも恐ろしい出来事に巻き込まれる姿を描く2003年の作品「呪怨」が続きました。
1999年に製作された同名オリジナルビデオをルーツとする本作。かつてこの家で夫によって惨殺された怨霊・佐伯伽椰子が、家に関わる人々を次々と死に追いやる姿はインパクト十分。家という日常的な空間の至る所から伽椰子が出現する演出は、見終わった後で思わず部屋の中を見回してしまう怖さがありますよね。
こちらも2004年にはサム・ライミによってハリウッドリメイク版が製作され、公開当時2週連続で全米ナンバーワンを記録するヒットとなりました。
3位は、「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」!

3位にランクインしたのは、R指定のホラー映画としては全米で歴代ナンバーワンの大ヒットを記録した2017年の作品「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」でした。
人気作家スティーブン・キングの小説を映画化した本作。子どもの失踪事件が続く田舎町を舞台に、ピエロの姿をした怪物・ペニーワイズと、子どもたちの戦いが描かれます。変幻自在なペニーワイズがありとあらゆる場所から姿を変えて出現する様子は不気味で恐ろしく、ホラーが苦手な人は眠れなくなってしまうかもしれませんね。
単なるホラー映画ではなく、子どもたちが勇気と仲間の絆を武器に恐怖を乗り越えていく青春映画としての一面も持つ本作。多くの映画ファンから支持されているのも納得です。
TOP10はこちら!
昭和の時代には、柳の下の幽霊に象徴されるように“怖い”という感覚はそれぞれの国の文化・社会的背景と分かちがたく結びついているイメージでした。
それが平成になって、日本でヒットした「リング」や「呪怨」がハリウッドでリメイクされて米国でもヒット作に。意外にもホラー作品がグローバルなコンテンツになり得ることが証明されました。
TOP10には、「エクソシスト」や「オーメン」などホラーの金字塔と呼べる作品がずらり。ヒットするとシリーズ化されることが多いのもホラー作品の特徴です。
10位の「CUBE」は謎の立方体に閉じ込められた男女6人の脱出劇を描くという、低予算作品ながら斬新な設定で世界的大ヒット作となったビンチェンゾ・ナタリ監督の密室スリラー作品。「CUBE」日本版が2021年10月に公開される予定で、菅田将暉さん、杏さん、岡田将生さん、斎藤工さん、吉田鋼太郎さんという演技派俳優に子役の田代輝さんを加えた6人が密室劇を演じます。
gooランキングでは、57位までの全ランキングを公開しています。
<トラウマ必至!?本気で眠れなくなったホラー映画ランキング TOP10>
1位:リング
1998年
2位:呪怨
2003年
3位:IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
2017年
4位:エクソシスト
1974年
5位:着信アリ
2004年
6位:オーメン
1976年
7位:ソウ
2004年
8位:チャイルド・プレイ
1989年
9位:エルム街の悪夢
1986年
10位:CUBE
1998年