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顔芸が最高すぎる役者ランキング! 2位はムロツヨシ、3位は竹中直人。1位は“顔芸といえばこの人”、歌舞伎役者と二足のわらじで活躍する俳優!

[2021/3/29 11:42]

 役者には、抑えた演技がうまい人や激しい感情表現をするのがうまい人など、実にさまざまなタイプがいます。そんな中でも、近年注目を集めているのが「顔芸のインパクトがすごい」役者ではないでしょうか。

 NTTレゾナントが運営するランキングサイト「gooランキング」では、顔芸が最高にうまい役者が誰なのかについて調査を実施。20~40代男女500名の複数回答をもとに、ランキングを発表しました。



1位は、「香川照之」!

 顔芸と言えばまず思い浮かぶドラマが「半沢直樹」シリーズ。中でも大和田常務役を演じる香川照之さんは、“顔芸ブーム”を巻き起こした立役者です。

 香川照之さんは、東京大学を卒業後、単発ドラマにいくつか出演した後、24歳で1989年に大河ドラマ「春日局」(NHK)の小早川秀秋役で俳優デビュー。父は二代目市川猿翁、母は浜木綿子という役者界のサラブレッドですが、両親は香川さんが3歳の頃に離婚し、その後会うこともなかったとのことで、長じて父に会いに行った際に「親でもない子でもない」と追い返されたエピソードは有名。

 香川照之さんが役者として有名になった後、父の市川猿翁さんが脳梗塞で倒れたことをきっかけに父子は和解。150年続いた名蹟を残すことを考えて歌舞伎界入りを決めたと語っています。

 ドラマチックなおいたちの香川照之さんですが、俳優デビュー後は順調でNHK大河には6回も出演する常連。「静かなるドン THE MOVIE」など主演作もありますが、おもに映画・ドラマでバイプレーヤーとして活躍を続けています。もともと売れっ子俳優だった香川照之さんですが、大ブレイクしたのは「半沢直樹」での大和田常務役。

 ドラマ「半沢直樹」シリーズは、平均視聴率が第1シーズンは42.2%、2020年に放送された第2シーズンは32.7%と、現代とは思えないほどの高視聴率を叩き出したおばけ番組。第2シーズンでも、視聴者が期待していた“大和田常務の顔芸”を堪能させてくれました。


2位は、「ムロツヨシ」!

 ムロツヨシさんは、「勇者ヨシヒコ」シリーズ(テレビ東京系)、「今日から俺は!!」、映画「銀魂」シリーズなどで知られる福田雄一監督でおなじみ。

 ムロツヨシさんは、1999年にじゃっかん23歳で作・演出・出演を行なった一人舞台で俳優活動を開始。2005年の映画「サマータイムマシン・ブルース」への出演をきっかけに映像作品にも活動の場を広げ、その後数々の作品に出演。

 2009年公開の福田雄一監督作品「大洗にも星はふるなり」から福田雄一監督作品常連となり、2011年放送の「勇者ヨシヒコと魔王の城」(テレビ東京系)が人気シリーズとなったことでブレイクを果たしました。

 場面をほっとさせるような愛嬌あるおどけ者の役が多かったムロツヨシさんですが、恋愛ドラマ「大恋愛〜僕を忘れる君と」(TBS系)で戸田恵梨香さん演じる若年性アルツハイマー病にかかってしまう医師の相手役を務め、「まさかムロツヨシに萌える日がくるとは」とネットでも話題に。2019年には、古田新太さんとのW主演ドラマ「Iターン」(テレビ東京系)で連続ドラマ初主演を果たしました。

 役どころによって様々な顔を見せてくれ、ひょうきんなイメージでお茶の間に愛されるムロツヨシさんが2位となりました。

3位は、「竹中直人」!

 いまでも「秀吉役といえば竹中直人」と言われるほど、主演作である1996年放送のNHK大河ドラマ「秀吉」の豊臣秀吉役で強烈な印象を残した竹中直人さん。時代劇で見せる厳しい顔から、「のだめ」シリーズの外国人指揮者まで、とんでもなく振り幅のある竹中直人さんが3位となりました。

 竹中直人さんは、高校の頃から映像作品を撮りはじめ、多摩美術大学在学中は「映像演出研究会」に所属。監督から出演までこなした8ミリ映画の制作に没頭した学生時代だったそう。大学在学中の1977年、「ぎんざNOW!」(TBS)の「素人コメディアン道場」で第18代チャンピオンに輝いています。

 大学卒業後は劇団俳優座に入団した竹中直人さんですが、俳優業だけでは食べていけないと感じていたそう。そんな時に「プロダクション人力舎」の玉川社長から声をかけられ、1983年にテレビ朝日「ザ・テレビ演芸」のオーディションコーナーに出演してグランドチャンピオンとなったことがきっかけで、コメディアンとして引っ張りだこの人気者に。

 芸人と俳優の二足のわらじで活躍する芸能人は少なくありませんが、もともと俳優座にいたほど演技力のある竹中直人さんは1989年の映画「ファンシイダンス」などで俳優としても評価され、1996年の大河ドラマ「秀吉」(NHK)で俳優としての評価を不動のものとしました。

 その後も、2006年放送のドラマ「のだめカンタービレ」ではマエストロと呼ばれる巨匠の指揮者・シュトレーゼマンなど数々の作品に出演。原作ではもちろん外国人のシュトレーゼマンを日本人の竹中直人さんが演じることにファンの間では不安の声がありましたが、強烈なキャラクターを作り上げたことで、そうした不安を吹き飛ばしました。

TOP10はこちら!

 TOP10には、映画やドラマのキャストが発表された時から「この人は今回どんな演技をするんだろう」とわくわくさせてくれる役者が揃いました。

 4位の大泉洋さんは、その面白さで北海道のローカル番組だった「水曜どうでしょう」を全国区に押し上げたことでブレイク。決してイケメンとはいえないのですが180cmの長身スリムなスタイルは抜群。「イケメンじゃない二枚目」を演じられる貴重な俳優さんのひとりで、コメディーからシリアスまで幅広い役柄を演じ、豊かな“顔芸”も特徴。

 6位の賀来賢人さんは、同世代には佐藤健、岡田将生、窪田正孝、松坂桃李、瀬戸康史など主演級イケメンが渋滞気味。もともと演技力を高く評価されながら、いまひとつブレイクしきれずにいました。そんな中で出会ったのが映画「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」の福田雄一監督。「20代で一番コメディができる俳優」を目指してはとアドバイスされ、その福田雄一監督の「今日から俺は!!」で連続ドラマ初主演を果たし、大ヒット作となります。顔芸のメッカ「半沢直樹」では正義感の強い証券マンをシリアスに演じ、「今日俺」のヤンキーとの振り幅も話題になりました。

 gooランキングでは、55位までの全ランキングを公開しています。


<顔芸が最高すぎる役者ランキング TOP10>

1位:香川照之(九代目 市川中車)

2位:ムロツヨシ

3位:竹中直人

4位:大泉洋

5位:阿部サダヲ

6位:賀来賢人

7位:市川猿之助(四代目)

8位:生瀬勝久

9位:堺雅人

10位:片岡愛之助(六代目)

[工藤ひろえ]