実はパパ役をやっていて驚いた俳優ランキング! 2位は福士蒼汰、3位は山﨑賢人。1位は、仮面ライダーでデビュー、“カメレオン俳優”と呼ばれる若手の演技派!
映画やテレビドラマでは、家族をテーマに親子の関係を描いた作品が数多くあります。
現実に20歳の成人前にパパ・ママになる人も少なくないのですが、ドラマや映画ではまだ年齢の若い俳優がパパ役で起用されているのを見ると、その意外性に驚いてしまうことがあります。
NTTレゾナントが運営するランキングサイト「gooランキング」では、これまでにパパ役をやったことがあると知って驚いた俳優が誰なのかについて調査を実施。20~40代男女500名の複数回答をもとに、ランキングを発表しました。
1位は、「菅田将暉」!
菅田将暉さんは、1993年2月21日生まれの現在28歳。16歳だった2009年に史上最年少の仮面ライダーとして「仮面ライダーW」で俳優デビューしました。
以後、主演を務めた「ちゃんぽん食べたか」(NHK)、「民王」(テレビ朝日系)、「dele」(テレビ朝日系)、「3年A組-今から皆さんは、人質です-」(日本テレビ系)などのほか、数多くのドラマに出演。現在は、主演ドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)が放送中。
主演映画も20本に上り、2017年の「あゝ、荒野」で第41回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなどその演技は高く評価されています。
そんな菅田将暉さんが初めて本格的な父親役を演じたのは、2020年公開の映画「糸」。中島みゆきさんの名曲「糸」をもとに、菅田将暉さんと小松菜奈さんが13歳の時に出会い、惹かれ合いながらもすれ違っていく2人を演じます。
作中で菅田将暉さんは、小松菜奈さん演じるヒロインとすれ違う間に、香(榮倉奈々さん)と結婚。がんが見つかり周囲が止める中で香は女児を残し、作中で菅田将暉さんは父親となります。
初の父親役ですが、菅田将暉さんはもともと子どもが大好き。インタビューでは抱っこすることで疲れる“父親の筋肉”に気づいたと語るなど、仕事ながらパパ役を満喫していたようです。
「糸」が公開された時に菅田将暉さんは27歳。まだ若いとはいえパパになってもおかしくない年齢ですが、童顔で年齢より若くみえることもあって、パパを演じたことに驚く人が多数。1位となりました。
2位は、「福士蒼汰」!
福士蒼汰さんは、1993年5月30日生まれの現在28歳。
18歳だった2011年にテレビドラマ「美咲ナンバーワン!!」(日本テレビ系)で俳優デビューを果たし、同年「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日系)に主演して注目を集めました。
2013年にはNHKの朝ドラ「あまちゃん」に出演して大ブレイクを果たします。
その「あまちゃん」と平行して放送されたのが、連続ドラマ「スターマン・この星の恋」(フジテレビ系)。福士蒼汰さんは、3人の息子を持つシングルマザーである主人公・佐和子(広末涼子さん)に一目惚れされる記憶喪失の青年を演じました。佐和子は記憶喪失のため本名もわからない青年に「星男」と名付け、3人の子供の父親として同居させます。
「スターマン・この星の恋」撮影中に20歳の誕生日を迎えた福士蒼汰さんは、父親というより“いいお兄さん”的な印象で、観る人をほっこりさせてくれました。
“年下の癒やし系男子”イメージが強かった福士蒼汰さんですが、今年2月には4週連続スペシャルドラマ「神様のカルテ」(テレビ東京系)で、信州の病院に勤務する妻子ありの内科医を演じました。ドラマのオフィシャルブログでは、娘役の永尾柚乃ちゃんを抱っこする福士蒼汰さんの写真が公開され、ネットでは「本当の親子みたい」と話題になりました。
3位は、「山﨑賢人」!
山﨑賢人さんは、1994年9月7日生まれの現在26歳。
ティーン向けファッション誌のモデルを経て、まだ16歳だった2010年の連続ドラマ「熱海の捜査官」(テレビ朝日系)で俳優デビュー。その後、「35歳の高校生」(日本テレビ系)、「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」(フジテレビ系)、「水球ヤンキース」(フジテレビ系)などに立て続けに出演。
2015年のNHK朝ドラ「まれ」で、土屋太鳳さん演じる主人公「希(まれ)」の夫となる紺谷圭太を演じて、全国の老若男女に知られる国民的俳優としてブレイクしました。
父親役を演じたのも朝ドラ「まれ」で、土屋太鳳さん演じる希と結婚した圭太(山崎賢人さん)は、男女の双子の父となります。朝ドラ撮影時にはまだ21歳の誕生日前だった山崎賢人さんですが、最終話ではすでに結婚している希と圭太が多くの親族や友人に見守られて双子の子連れ結婚式シーンが放送され、「こんなカッコいいパパが欲しい!」と話題になりました。
今月、6月25日(金)にはアメリカSF小説の巨匠、ロバート・A・ハインラインの名作「夏への扉」を原作とする山﨑賢人さん主演映画「夏への扉-キミのいる未来へ-」が公開されます。物語の最後には幸せなサプライズもあるとのこと。山﨑賢人さんファン、SFファンは見逃せない映画となりそうです。
TOP10はこちら!
TOP10には、人気と実力を兼ね備えた若手俳優が並びました。若手俳優が父親を演じた作品名を見ると、「まれ」「半分、青い」「とと姉ちゃん」「なつぞら」とNHKの朝ドラが多いことに気が付きます。
主人公と相手役は若手が抜擢されることが多い朝ドラですが、主人公の一生を演じるドラマが多く、必然的に若手俳優が父親を演じることが多くなるようです。
5位の松坂桃李さんは、WOWOWのドラマWスペシャル「尾根のかなたに~父と息子の日航機墜落事故~」では3児の父、NHK朝ドラ”「梅ちゃん先生」では2児の父、映画「蜜蜂と遠雷」では楽器店で働く1児の父を演じているなど、“パパ経験”が豊富。2020年の12月に戸田恵梨香さんとの結婚を発表した松坂桃李さんは、本当のパパになる日も近いかもしれませんね。
gooランキングでは、26位までの全ランキングを公開しています。
<実はパパ役をやっていて驚いた俳優ランキング TOP10>
1位:菅田将暉
映画「糸」 他
2位:福士蒼汰
ドラマ「スターマン・この星の恋」 他
3位:山崎賢人
ドラマ「まれ」
4位:佐藤健
ドラマ「半分、青い。」 他
5位:松坂桃李
ドラマ「梅ちゃん先生」、映画「蜜蜂と遠雷」 他
6位:坂口健太郎
ドラマ「とと姉ちゃん」
7位:中川大志
ドラマ「なつぞら」
8位:増田貴久(NEWS)
ドラマ「レンタルなんもしない人」
9位:北山宏光(Kis-My-Ft2)
ドラマ「家族狩り」 他
10位:野村周平
ドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」