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OKIがドローン検知システムを発表~空中音響技術を利用して発見、遠隔監視も可能

[2015/5/28 11:31]

 OKI(沖電気工業)は、空中音響技術を利用した「ドローン探知システム」を開発。6月1日より販売開始すると発表しました。価格は300万円から。

 OKIは、ドローンが飛行音を隠匿することができない点に着目し、ドローンの飛行音を複数のマイクロフォンで収集して音源位置分析を行い、飛来方位・仰角、および距離の通知ができる「ドローン探知システム」を開発しました。

システムの構成例

 OKIの「ドローン探知システム」は、空中音響技術を利用しているため、夜間でも飛来するドローンを発見することができます。オプションでカメラを組み込むことで監視者は映像による確認もでき、映像の録画も可能。要望に応じて、ドローンの機種を識別することも可能とのことです。

 ネットワークを使った遠隔監視にも対応できるとのこと。これを使えば首相官邸の屋上にドローンが落ちても、すぐ発見できるようになりますね。

システム運用イメージ
[ネタとぴ編集部]