Twitterで、タイムライン上の動画が自動再生されるように。Androidアプリは今後対応~自動再生をオフにする方法も公開
iOS版Twitterアプリとtwitter.comサイトで、動画が自動再生されるようになりました。自動再生機能は、今後1週間ほどかけてすべてのユーザーに適用されます。
Androidアプリは現在未対応ですが、追って対応する予定です。また、iOS版アプリで自動再生されるのは、Twitterアプリのみで、Echofonなど他社が提供するTwitter用クライアントアプリでは適用されません。
今回の変更が適用されると、ツイートに添付した動画やVine、GIFアニメがタイムライン上で自動再生されます。また、タイムライン上の動画はより大きく表示されるようになります。
ただし、タイムライン上で自動再生される動画の音声はミュートされるため、突然動画の音が鳴り出すといったことはありません。
今回の変更の理由を、Twitterは「自動再生機能によって、次々とリアルタイムでツイートが入ってくるタイムラインでの動画の見逃しが減らせるかもしれません」と説明しています。
またTwitterでは、自動再生機能のテストを実施した際に「Twitter動画がブランドやパートナーのリーチとエンゲージメントを向上させることがわかりました。結果としてより安価なCPVと動画コンテンツの想起率の向上を実現しています」と説明しており、これは動画広告でより効果をあげるための、広告主向けの施策でもあることを明らかにしています。
Twitterのテストでは、自動再生の完全視聴数は、従来のクリック再生よりも7倍増加したとのこと。また、従来のクリック再生と比較して、ユーザーの約2.5倍が自動再生を好意的に感じたという結果になったそうです。
自動再生をオフにする方法
とはいえ、動画はファイルサイズが大きいため、自動再生されるとスマホの通信容量制限が気になる人も多いでしょう。また、自動再生を「ウザい」と思う人もいるはず。
Twitterでは今回の変更にあたり、サポートページの「よくある質問」で動画の自動再生をオフにする方法を公開しています。iOSアプリでは自動再生をオフにして、twitter.comでは自動再生をオンにしておくなど、iOSアプリとtwitter.comは個別に設定できます。
またiOSアプリの場合、Twitterアプリ以外のTwitterクライアントアプリでは動画の自動再生はされないため、他社のアプリに乗り換えるという手もあります。
iOSアプリで動画の自動再生をオフに
Twitterアプリで、設定アイコンをタップ。[設定] →[一般設定] →[動画を自動再生] を選択。動画の自動再生オプションでは、[モバイルデータ通信とWi-Fiを使用]、[Wi-Fiのみ使用]、[動画を自動再生しない] から選択できます。
通信容量が気になる人は、[Wi-Fiのみ使用]を選べばWi-Fiでつながっている時だけ自動再生になります。
twitter.comサイトで動画の自動再生をオフに
twitter.comでは、プロフィールアイコンをクリックして、ドロップダウンメニューから [設定] を選択。[動画ツイート] →[アカウント]を選び、動画を自動再生をオフにします。