スマホでワンクリック詐欺を「見たことがある」人のうち、2割弱が被害に～被害額は「10万円以上」が1割

　マカフィーとMMD研究所は6月、スマホユーザー2,875人に「スマートフォンのトラブルに関する調査」を実施、結果を発表しました。

　調査によると、スマホを利用中にワンクリック詐欺を「見かけたことがある」ユーザーは648人で、全体の22.5％と2割以上に上ることがわかりました。

　ワンクリック詐欺を見かけたことがあると答えた人のうち、ワンクリック詐欺の「被害にあった経験がある」と答えた方は16.7％。意外に多くの人が被害にあっていることがわかります。

　被害にあった人は、「男性（14.3％）」に対して「女性（20.4％）」となり、女性が男性より6.1ポイント高い結果に。

　ワンクリック詐欺の被害にあった経験があると答えた人（108人）に対して、被害額を聞いたところ、「10,000円以内」が60.2％と最多となりました。一方で、「100,001円以上」が11.1％で、1割以上の人が10万円以上の被害にあっていることがわかりました。

　ワンクリック詐欺については、89.7％と約9割が知っていると回答。iOSユーザーとAndroidユーザーで比較すると、Androidユーザーの方がワンクリック詐欺の「内容まで理解している」と回答する率が高くなっていました。