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東芝がTransferJet搭載SDカードを発売したぞ! …で、TransferJetって何?

[2015/6/30 15:38]

 東芝セミコンダクター&ストレージ社は今日6月30日、 業界初のTransferJet搭載SDメモリカードを発売すると発表しました。店頭想定価格は16GBで7,000円前後。



 Wi-Fiの接続設定ってめんどくさいですよね。接続するにはSSIDやパスワードなどの設定が必要で、メーカーはQRコードなどで出来る限り簡単にできるよう工夫していますが、それでもひと手間必要です。

 Bluetoothもペアリングが必要で、最高速度が24Mbpsと速度はイマイチ。たまにペアリングした機器が見えなくなって、デバイス情報をいったん削除してペアリングし直すといった作業が必要になることもあります。

 こうした煩雑さをなくすために開発されたのがTransferJetの技術で、TransferJet対応機器は、接続設定が必要ありません。つなげたい機器にかざすだけ。ただし、距離は3cm以内に近づけなくてはなりません。

 超近接の通信規格のために、盗聴の心配もなく、セキュリティ的にも安心というわけです。

 TransferJetの速度は最大375Mbps。1分のハイビジョン動画コンテンツを約3秒で転送できるスピードです。近接通信のため、ノイズの影響なども比較的少ないと考えられます。

 TransferJet対応の機器同士なら、機器をくっつけるだけで、ファイルの転送などが可能になります。

 今回発売になったSDカードをデジタルカメラに入れれば、撮影したハイビジョン動画や高画質の写真を、対応スマホなどに近づけるだけでファイルが転送できるというわけです。

 ただし、現時点では対応のスマホはごくわずか。5月に発表された富士通のドコモ端末「ARROWS NX F-04G」が対応していますが、スマホやタブレットでの対応はこれからといった状況。

 現時点では、デジカメを使っていて「ARROWS NX F-04G」を買った人など活用できる人が限られますが、面倒くさくなくて高速通信が可能なTransferJet、今後対応が進むと思います。

 デジカメで動画や高画質な写真をひんぱんに撮る人は、今後の機器で対応しているかをチェックしておくことをおすすめします。

[ネタとぴ編集部]