警察官や警備員、探偵に! 耐衝撃・防水性能・赤外線撮影もできるウェアラブルカメラ「DriveProBody 10」を発表
トランセンド(Transcend Information Inc.)は、ウェアラブルカメラ「DrivePro Body 10」を今夏リリースすると発表しました。
「DrivePro Body 10」は、88.4×52.2×19.6mm、重量108gと小型軽量で、クリップで衣服に付け、ボタンひとつで撮影できるウェアラブルカメラです。警察や警備などの用途を想定した製品のため、耐衝撃性、防水性能など実用性に優れた製品になっています。
価格はオープン価格で、想定売価も未定とのことですが、海外のウェブサイトでは売価135~145ユーロ程度のようです。日本では実売で2万円を切るくらいかと思われます。
F値2.8、160°の広角撮影ができるレンズを採用し、動画、静止画撮影が可能。動画は1080P(30fps)のフルHD録画に対応します。赤外線LEDも備えていて、暗闇での撮影時には自動的に赤外線モードに切り替わり、撮影を行います。
静止画はスナップショットボタンを押すだけの簡単な使い勝手。動画ではなく静止画でその一瞬を残したい、といった時もワンタッチで撮影ができます。
降雨時の屋外での利用を想定して、IPX4相当の生活防水性能を持つほか、米軍の落下試験(MIL-STD-810G 516.6-トランジット落下試験)と同等の条件で社内試験を実施しているとのことで、落としても壊れにくい耐衝撃性を備えています。
バッテリーは、1530mAhのリチウムポリマーバッテリーを内蔵。フル充電時には最大3.5時間の録画が可能。
また、Windows PC用の専用管理ツール「DrivePro Body Toolbox」が提供され、撮影データに日時情報を追加したり、パソコンと接続したときに自動でバックアップを取るオートバックアップ機能などの設定ができます。
本体は2年保証にて提供。トランセンド製の32GB micro SDHCカードが標準で付属し、最大240分のフルHD録画が可能です。
すでにトランセンドのサイトで日本語の取扱説明書が公開されています(PDF)ので、詳しい使い勝手が確認できます。