iPhone 6s・iPhone 7のアクセサリー事前予約販売を装う詐欺サイトに注意!
BBソフトサービスが発表した、2015年6月度のインターネット詐欺リポートで、iPhone 6s・iPhone 7用アクセサリーの事前予約販売を装う詐欺サイトが報告されました。
iPhone 6s・iPhone 7ともAppleからは発表されていません。アクセサリーが本体製品より前に発表されることはないため、未発表製品のアクセサリーが販売されていたら怪しいサイトと思って間違いありません。
BBソフトサービスのインターネット詐欺レポートは、BBソフト・サービスが提供する「Internet SagiWall(インターネットサギウォール)」で検知したデータを基に毎月まとめられ、危険性の高いサイトが報告されています。
BBソフト・サービスでは、このような詐欺サイトでは商品を購入しなくても、遠隔操作やキーロガーなどの悪意のあるプログラムを仕込まれることで、気付かないところでクレジットカードが不正利用されるなどの危険性もあると警告しています。
未発表製品のアクセサリーについては、アクセサリーメーカーと本体メーカーの秘密保持契約があるため、本体(この場合はiPhone 7)が発表される前に、販売予約が行われないことはもちろん、一般に情報が公開されることはありません。
また、既発売の製品についても、詐欺サイトが横行していますので注意が必要です。とくに品薄でプレミアが付いているような製品では、商品名を検索して、詐欺サイトにたどり着くことが珍しくありません。
そういった場合、詐欺サイトでは通常より安い価格で消費者を引きつけます。詐欺サイトを見分けるには、まず特定商取引法で義務付けられている、販売会社の住所・電話番号・代表者氏名などがサイトに掲示されているかどうかをチェックする習慣をつけることをおススメします。
住所が確認できたら、Google Mapのストリートビューで、掲示された住所に会社があるかどうか確認しましょう。ストリートビューはリアルタイムの情報ではないため、表示されなくても現在そこに会社がある可能性はありますが、ストリートビューで確認できなければ、その住所での営業実績が短いということで、それもひとつの判断材料になります。