インスタントカメラ“チェキ”新製品「instax mini 70」、10月23日発売~今度は「背景きれいフラッシュ」搭載
富士フイルムは、インスタントカメラ“チェキ”「instax mini」シリーズの新商品“チェキ”「instax mini 70」を10月23日に発売すると発表しました。価格はオープンですが、店頭価格は1万7,000円程度となる見込み。
“チェキ”は、専用フィルムを使って、その場で写真プリントができる手軽さが売りのインスタントカメラ。今回発売する「instax mini 70」は、若い女性だけでなく、20~30代の男性もターゲットとのことで、ボディカラーはイエロー、ブルー、ホワイトの3色をラインナップしています。
機能面では、被写体と背景のどちらも明るく撮影できる、「背景きれいフラッシュ」を搭載。シャッターボタンを押すだけで、カメラが自動で周囲の明るさを感知し、最適なシャッタースピードやフラッシュ光量に調整する機能を備えています。「背景きれいフラッシュ」搭載により、これまで背景が暗く写ることが多かった室内撮影でも、より自然な雰囲気の写真が撮れるとのこと。
また、自分撮りを行う際には、撮影モードを「セルフィーモード」にするだけで、自分撮りに最適な焦点距離に設定され、明るさが自動調整されます。レンズ横に配置したセルフショットミラーで、撮影範囲を確認しながら自分撮りができるので失敗も少なそうです。
本体底面には三脚穴もあるので、セルフタイマー機能を使って、集合写真なども撮影可能。最短30cm までの近距離撮影が可能な「マクロモード」や風景スナップに適した「遠景モード」などで、シーンに合った撮影ができるようになっています。
「instax mini 70」のサイズは113.7mm×99.2mm×53.2mm、重量281g。フィルムサイズ(プリントサイズ)は86mm×54mmとLサイズプリントよりも小ぶりです。電池はリチウム電池CR2 2本を使用。撮影範囲は電動3点切替となっていて、標準モードでは0.6~3.0m、マクロモードは0.3~0.6m、遠景モード:3.0m~∞の撮影が可能です。
写真はスマホで撮影してメールで送ったりSNSで共有することが多くなっていますが、大勢が集まるパーティなどではメールアドレスやSNSアカウントをいちいち聞くのも面倒。女性の場合は、写真のやりとりのためにいろいろな人に連絡先を知らせるのに抵抗がある場合も。チェキならその場でプリントを渡すだけでOKなので、スマホのカメラ機能とうまく使い分けていくと良いかもしれません。