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鼻歌から名曲が生まれるかも!? 演歌・ポップス・ロックなど10ジャンルの曲が鼻歌から自動作曲できるAndroidアプリ

[2015/10/29 17:45]

 カシオ計算機は、思いついた短いメロディをもとに、演歌・ポップス・ロックなど10ジャンルの曲が自動作曲できるAndroidアプリ「Chordana Composer(コーダナ コンポーザー) for Android」を発売しました。価格は500円。

左から、マイク入力画面、鍵盤入力画面、曲の編集画面

 カシオ計算機では、今年1月にiPhone用の「Chordana Composer」を発売。音楽や楽器の知識がなくても簡単に曲が作れるアプリとして、幅広い人気を得ているとのこと。

 今日10月29日(木)に発売したAndroid版アプリ「Chordana Composer for Android」は、iPhone版の9ジャンルに加えて、新たに演歌の作曲をサポート。

 鼻歌や口笛を録音した1~8小節のメロディ(モチーフ)をもとに、一曲まるごとアプリが自動作成。ひとつのモチーフから、曲調やジャンルの異なる複数の曲を作ることもできます。短いメロディはスマホの内蔵マイクから録音できるほか、画面上に表示される鍵盤からの入力も可能。

 自動作曲では、入力したメロディを曲内で使う場所(Aメロ、Bメロ、サビ)、曲のジャンル(10種類)、曲調(3種類)が選択でき、小節単位のメロディー変化幅、メロディーの動きの大きさや、助奏(オブリガート)の有無などの指定も可能。

 作曲や音楽の心得があるユーザーなら、メロディや曲の主旋律を五線譜上で修正したり、創作曲をMIDIデータに変換してメール送信することで、パソコン用のMIDI編集ソフトでさらに加工するといったこともできます。

 マンガやドラマなどでミュージシャンが自作の曲を贈るといったシーンがありますが、だいじな人の誕生日などに自作の曲を送ってみたら感激されるかもしれません。

[工藤ひろえ]