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トンネル効果やピンぼけ感はデジタルでも健在! カルト的人気のトイカメラ「HOLGA」デジカメ版が登場
[2015/11/26 13:35]
低品質の材料と単純な凹凸レンズを組み合わせたトイカメラ「HOLGA」は、背景のケラレ、ピンぼけ、光漏れや歪みなど、通常なら「不良品?」とクレームになるような写りがかえって“味”として国際的にカルト的な人気となりました。精度の悪さから、1台1台写りが異なるあたりも愛好者には魅力のよう。
その「HOLGA」が、クラウドファンディングサービスKickstarterでの資金調達に成功したことからデジカメ版「HOLGA DIGITAL」を発売することになりました。価格は税込み1万584円で、現在予約受付中。商品到着は1月中旬となる見込みです。
デジカメ版でも、写真の四隅がケラレて暗くなる“トンネル効果”はそのまま、またフィルムっぽいざらっとした感じや味わいのあるピンぼけ感も健在とのこと。
ボディカラーはブラック、ホワイト、ミックス、ピンクの4種類。カラーはひと目でおもちゃとわかる、最もトイカメラらしいミックスを選択したいところです。
「HOLGA DIGITAL」の画素数は800万画素、最小焦点距離は1.5m。Micro USBポート、SDカードスロットを装備しています。Wi-Fi SDカードも利用可能なので、カードスロットのないiPhoneでもWi-Fiで転送してSNS投稿などに利用できます。「HOLGA DIGITAL」で利用するのかな? という気もしますが、いちおうホットシューも付いています。
普通に撮るだけで昔の写真のような味が出たり、ざらっとした写りが逆にアートっぽく見えたりと目を引く写真が撮れるので、正確な写りよりも面白い写真が撮りたいときに1台あると楽しめそうです。