来年2月公開の映画『スティーブ・ジョブズ』の30秒予告映像解禁! かつてのMacWorld Expoを思い出させるシーンも

[2015/12/8 21:05]

 2016年2月12日公開予定の映画『スティーブ・ジョブズ』の30秒予告映像がYouTubeで公開されました。

 「世界を変えた男」と言われるスティーブ・ジョブズ氏は、とりわけ古くからのパソコンユーザーにとっては特別な思いを抱く存在。

 映画『スティーブ・ジョブズ』は、ジョブズの生涯において最も波乱に満ちた時期の3大製品──1984年のMacintosh、Appleを追われて作った1988年のNeXT Cube、Appleに復帰して発表した1998年のiMacという、重要な3つのフェーズで、ジョブズが人々の心をわしづかみにした伝説のプレゼンテーション“直前40分の舞台裏”を描き出します。

映画の中のスティーブ・ジョブズと娘のリサ。Macintoshの前にAppleがリリースしたオフィス向けコンピュータ「Lisa」はジョブズの娘の名前から名付けられたと言われています
©Universal Pictures  ©Francois Duhamel

 ただ単に人生を追うだけの伝記映画とは一線を画す作品に仕上がっているという、映画『スティーブ・ジョブズ』。ジョブズ本人、家族、関係者への約3年にわたるインタビュー等を基に執筆され、日本でも上下巻あわせて100万部を超えるベストセラーとなった伝記『スティーブ・ジョブズ』を原案として制作されています。

 『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督、『ソーシャル・ネットワーク』の脚本を手がけたアーロン・ソーキン氏がタッグを組み、『それでも夜は明ける』の高い演技力が世界中で評価されたマイケル・ファスベンダーがジョブズを熱演します。共演にはケイト・ウィンスレットを起用するなど、スタッフ・キャストもアカデミー賞常連の錚々たる面々が一挙集結しました。

 今回公開された30秒映像では、日本でもMacWorldが開催された当時、ジョブズの講演を聞いたことのある人なら当時を思い起こさせるシーンも入っています。

©2015 Universal Studios

映像内容 公式紹介

映像の冒頭、「誰もがコンピューターを持てたら」という言葉とともに映る、見つめ合う男と少女。
コンピューターを操作する少女に優しく手を添え、やさしく見つめる男こそ、世界で最も有名なカリスマ、スティーブ・ジョブズ。今回解禁された予告で垣間見えるのは、そんな彼の知られざる一面、父としての顔です。

時代の寵児として波乱に満ちた人生を送ってきた彼ですが、その裏には常に娘リサの存在がありました。
「会社で上げる功績より、父親としてのあなたを見せて」とジョブズに語りかける部下ジョアンナの言葉の通り、予告では父と娘の姿が次々と映し出されます。そして、幼き日のリサに抱きつかれ、「頑張って」という言葉に目を閉じるジョブズ。
彼は一体どんな父だったのか? 確執があったとされる二人の間に本当は何があったのか!? 娘との関係にフォーカスした新シーンも追加された本映像。我々が知るカリスマとしての姿ではなく、一人の父としての人間味あふれるジョブズの一面を期待させる予告に仕上がっています。

原題:Steve Jobs
監督:ダニー・ボイル 『スラムドッグ$ミリオネア』、『28日後…』、『トレインスポッティング』
脚本:アーロン・ソーキン 『ソーシャル・ネットワーク』、『マネーボール』
出演:マイケル・ファスベンダー、ケイト・ウィンスレット、セス・ローゲン、ジェフ・ダニエルズ他

2016年2月12日(金)全国公開
2015年/アメリカ/東宝東和配給


[工藤ひろえ]