お米好きに朗報! ダイエット食品会社が、炭水化物抜きダイエットの真逆を行く「おにぎりダイエット」を指南
炭水化物抜きダイエット全盛の今、その真逆とも言える「おにぎりダイエット」というダイエット法があるそうです。
置き換えダイエット食「マイクロダイエット」を販売するサニーヘルス株式会社が、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」で調査レポート「お米好きに朗報!炭水化物抜きダイエットの真逆を行く『おにぎりダイエット』』を発表。お米を食べてダイエットする方法を指南しています。
お米は炭水化物を多く含んでいますが、実はダイエットにも役立つとのこと。
おにぎりダイエットはパンや麺類、パスタなどの小麦粉製品や、お餅のように原型を残していない炭水化物を避けて、粒のままの冷めたお米(おにぎり)を食事の中心にすることがポイント。粒の形が残っていることで、消化吸収のスピードがゆっくりになり、太りにくくなるほか、腹持ちや噛みごたえの面でも良いとのことです。
同じお米でも、冷めたおにぎりをダイエットに使う理由は、ご飯が冷めることで「レジスタントスターチ」という成分が発生するから。
レジスタントスターチとは難消化性デンプンのことで、食物繊維と同様の働きをするとのこと。胃や小腸で消化されないため、デンプンであるにもかかわらずエネルギーになりにくいという特性を持っているそうです。
またレジスタントスターチは、大腸に届き腸内環境を整え、血糖値や血中コレステロールの上昇を抑え肥満を予防したり、便通の改善や生活習慣病の予防効果もあるとされているそうです。
お米はパンなど他の主食と比べ消化吸収率が高く、持続性もある優れたエネルギー源で、このエネルギーには脳を活性化させる役割もあり、お米に含まれるビタミンB1などの栄養素も脳の働きを助けるそうです。
また、カルシウムや鉄、亜鉛などのミネラルやビタミンB群、食物繊維もバランス良く含み、タンパク質も意外に多く、ご飯(精白米)1膳分(150g)あたり3.75gが含まれ、必須アミノ酸をバランス良く摂ることができるとのこと。
現在では低糖質ダイエットでも一定量の糖質を摂ることが推奨されているので、パンやパスタなどよりも、玄米をうまく取り入れた方が栄養的にもダイエット的にも良さそうです。
以下は、サニーヘルスによる、おにぎりダイエットのルール。おにぎりだけ食べれば良いというわけではないことに注意。期間中、お菓子、甘い飲み物、脂質の多い食品はNGです。ダイエットしたいけど、お米が大好き! という方はお試しを。
おにぎりダイエットのルール
・2~3合分のおにぎりを、1日3~4回に分けて食べる
白米よりも、栄養価が高く血糖値の上がり方が緩やかな玄米の方がお薦め。
目安としては、朝食に1~2個、昼食に2~3個、夕食に1個。おにぎりの具は、ツナマヨや鮭などよりも、おかか、梅、昆布などのなるべく脂肪の少ないものを。
おにぎりの他には、サラダや蒸し野菜、おひたし、具沢山の汁物など、野菜もたっぷり食べるようにします。
野菜に使うドレッシングはなるべく脂肪の少ないものにします。
・期間は1~3週間程度
・期間中は、麺やパン、パスタなど小麦粉製品、お餅、芋類、肉、魚、糖質の高い果物、アルコール、お菓子は避ける
・水分は水か砂糖の入っていないお茶にし、ジュースやスポーツドリンクは避ける
・脂肪の多い食べ物を避ける