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年末に増えるフィッシング詐欺にご注意! イオン銀行、千葉銀行を騙るフィッシングメールが出回り中

[2015/12/21 12:20]

 フィッシング対策協議会は、イオン銀行、千葉銀行を騙るフィッシングメールが出回っているとして注意を喚起しています。

フィッシングメールの例

 メールの件名は以下の通り。

【イオン銀行】
イオン銀行より大切なお知らせです
イオン銀行本人認証サービス
重要なお知らせ
本人認証サービス

【千葉銀行】
千葉銀行より大切なお知らせです
千葉銀行本人認証サービス
重要なお知らせ
本人認証サービス

 メールにはフィッシングサイトへ誘導するURLがあり、IDやパスワードなどを入力すると、情報が盗まれてしまいます。現在わかっているフィッシングサイトのURLは以下のようなもの。

【イオン銀行】
http://●●●●.com/data/i/
http://www.●●●●.com/js/i/
http://www.●●●●.com/images/
http://www.●●●●.cn/js/i/
http://ib.aeonbank.co.jp.●●●●.gift/0040/B/B/B/C100/KBC11BN000B000.htm
http://ib.aeonbank.co.jp.●●●●.ren/0040/B/B/B/C100/KBC11BN000B000.htm

【千葉銀行】
http://www.●●●●.com/js/
http://www.kenfood.●●●●.cn/js/i/
http://www.●●●●.cn/js/
http://ib.chibabank.co.jp.●●●●.sexy/0134/B/B/B/C100/KBC11BN000B000.htm
http://ib.chibabank.co.jp.●●●●.pw/0134/B/B/B/C100/KBC11BN000B000.htm

フィッシングサイトは現在も稼働中

 12月21日午前11時現在、イオン銀行、千葉銀行のフィッシングサイトとも稼働中であるのが確認されています。フィッシング協議会は、JPCERT/CC にサイト閉鎖のための調査を依頼中とのこと。

 イオン銀行、千葉銀行もそれぞれユーザーに注意を呼びかけています。

 年末は、例年フィッシング詐欺などが増加する時期です。イオン銀行、千葉銀行のユーザーに限らず、銀行のオンラインサービスを利用する場合は、メールにあるURLを踏んでログインしないようご注意ください。

 銀行のオンラインサービスを利用するときには、以下のような点に注意することで、フィッシング詐欺の被害に遭うリスクを軽減できます。

【PCの場合】
・トップページはブックマークしておき、ブックマークからアクセスする
・Yahoo!やGoogleなどの検索サービスで検索してトップページからアクセスする
・アクセスした先のURLが正規のドメインか確認する

【スマホの場合】
・アプリを利用する

[工藤ひろえ]