「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」がサイバーセキュリティ人材の育成・確保に協力！　描き下ろしポスター公開

　「君、いい腕をしているな。今から私の仲間になれ！」（田中敦子さんの声で）

　というわけで、IPA（独立行政法人情報処理推進機構）情報処理技術者試験センターは、不足するサイバーセキュリティ人材を育成・確保するため、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」とコラボ。普及啓発ポスターを作成・展開するなど、サイバーセキュリティ普及啓発キャンペーンを実施すると発表しました。

　キャンペーンの背景には、国内におけるサイバーセキュリティ人材は大幅に不足していて、人材の育成・確保が急務となっている実情があります。

　IPAでは、2月1日から3月18日までのサイバーセキュリティ月間に実施する官民連携イベントの一環として、サイバーセキュリティ人材の育成・確保を目的とした普及啓発キャンペーンを実施していくとのこと。

　キャンペーンで制作されたポスターは、講談社・攻殻機動隊製作委員会の協力により、新規に描き下ろしたもの。「攻殻機動隊」シリーズのアニメ制作会社「プロダクション I.G」の石川光久社長は、以下のコメントを寄せています。

　「『攻殻機動隊』において描かれた未来社会におけるサイバー犯罪は、今まさに現実のものとなりつつあります。一人ひとりが高い意識と正しい知識を持ち急速に進展するインターネット社会と向かい合う必要性があります。」

　「このような状況に鑑み、今回実施されるサイバーセキュリティ人材育成・確保に向けた普及啓発キャンペーンは非常に意義のある施策だと感じました。弊社もタイアップポスターのイラスト制作におきましては、最高のスタッフを集めて行わせていただいております。このイラストを見て一人でも多くの方がこのキャンペーンに興味を持っていただければ幸いです。」（「プロダクション I.G」石川光久社長）

　「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」とコラボした特設サイトや、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」公式のコラボ漫画なども、1月下旬から公開される予定とのこと。

　なお、今回の描き下ろしイラストを使ったポスターのイメージがPDFで公開されています。ファンはダウンロードして永久保存をおススメ。

　さらに、IPAでは、予定する配布先の関係団体や企業以外にも、積極的にキャンペーンの趣旨に賛同し、ポスターの貼付を通じて普及啓発に協力してくれる企業、団体などを募集するとのこと。要するに、先着500枚限定（1企業・団体あたり最大5枚まで）で、ポスターがもらえるそうです！　社内や学内における意識向上のためにも1枚申し込んでみてはいかが。応募について詳しくは、こちらの「キャンペーン賛同機関の募集」をご覧ください。