「3.11」と検索すると、ヤフーがユーザーに代わって10円寄付する復興支援を今年も~昨年寄付実績は2,900万円超
ヤフー株式会社は、「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1人につき10円をYahoo! JAPANがユーザーに代わって被災地の復興支援団体に寄付をする「Search for 3.11 検索は応援になる」を実施すると発表しました。
実施期間は3月11日(金)0時から23時59分まで。“1人10円”の検索者数は、ユニークブラウザー数で集計されます。
「Search for 3.11 検索は応援になる」は、3月11日という日に改めて被災地に想いを寄せ、現在の状況を知り、その先にある未来をともに考えることを目的に、ヤフーが2014年より実施している取り組み。
寄付金額は、2014年に25,683,250円、2015年はそれを上回る29,182,780円となりました。
今年の寄付先は被災地で復興支援活動を続ける10団体。ヤフーは社員を被災地に送り常駐させて被災地の物産をネットで広く販売するための支援を行うなど、この時期に限らず、多くの継続的な支援を続けています。それだけに、きめ細やかな実効性のある寄付を行っていることが募金先リストからも読み取れます。
また、今年は「震災から5年、いま応援できること。」というテーマで、Yahoo! JAPANが行っている主な取り組みをまとめた特集サイトを開設。多様なコンテンツとともに、復興支援アクションにつなげやすい仕組みになっています。
◇復興支援特集「震災から5年、いま応援できること。」(Yahoo! JAPAN)
復興支援特集サイトでは、寄付によって応援できることを紹介するムービー「検索することは、想うこと篇」と、この5年間で検索された東日本大震災に関するキーワードを可視化したムービー「ビッグデータ篇」を公開。
特集サイトでは、ムービーのほかさまざまなコンテンツを用意していますが、災害時に検索されたキーワードとその時に起こったことを時系列に沿って表示する「ビッグデータで知る防災」のコーナーはとくにおススメ。
「ビッグデータで知る防災」コーナーの東日本大震災のデータを見ると、災害発生から被害の全貌が明らかになるにつれて、安否情報、交通運行情報など求められる情報が変わっていく様子がビジュアルで把握できます。日本最大の検索サイトYahoo!ならではのコンテンツで、組織で災害対策などを担当する人は必見です。
「Search for 3.11 検索は応援になる」実施概要
◇「3.11」検索でYahoo!が10円寄付する専用ページ(実施期間:2016年3月11日(金)0時~23時59分)
◇「Search for 3.11」寄付先(寄付金は等分割にして10団体に寄付)
・一般社団法人 フィッシャーマン・ジャパン(宮城県)
漁業再生支援。若手漁師による次世代漁業環境づくり、販路開拓、ブランディング、情報発信を行う。
・株式会社 小高ワーカーズベース(福島県)
避難解除地域支援。南相馬市小高区の新規事業支援に取り組む。
・一般社団法人 ドリームプロジェクト(岩手県)
障がい者支援。陸前高田市ふるさと納税のお礼品発送業務など、経済的弱者の環境整備と支援を行う。
・特定非営利活動法人 南三陸ミシン工房(宮城県)
仮設住宅在宅業務支援。寄付などで購入したミシンを活用し仮設住宅でメンバーが縫製し、販売を行う。
・一般社団法人 COOL AGRI(福島県)
農業再生支援。震災4年後の昨年3月11日に、福島県地域農業を先導する次世代農家集団として設立。
・いわきおてんとSUN企業組合(福島県)
自然エネルギー支援。いわき市民主体で持続可能な未来に向けたまちづくりに取り組む。
・特定非営利活動法人 吉里吉里国(岩手県)
林業再生支援。大槌町吉里吉里地区で森林資源を活用し、森と海の再生と雇用創出の両面に寄与。
・特定非営利活動法人TEDIC(宮城県)
子供の貧困支援。子供達の居場所づくりや学習支援、子供のための食堂づくりなど多岐にわたって活動。
・特定非営利活動法人マザーリンク・ジャパン(岩手県)
シングルマザー支援。被災地のシングルマザーが子供と共に生き抜くためのプログラム提供など。
・ごしごし福島基金(福島県)
除染支援。放射線量が高い地域を中心に、国や自治体による除染活動の手が届かないところを支援。