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楽天ブックス、無料の読書管理アプリ「Readee」提供開始~スマホで本のバーコードを読み取って自動登録が可能

[2016/3/17 11:55]

楽天株式会社は3月17日(木)、オンライン書店「楽天ブックス」の新サービスとして、iPhone・iPad向けの読書管理アプリ「Readee」(リーディー)の提供を開始しました。利用は無料。Android版は今年夏ごろに提供開始予定です。

「Readee」は、読みたい本や購入した本、読書の進捗状況や読後の感想などを記録管理できるアプリ。スマホのカメラで本に印刷されているISBNバーコードを読み取るだけで、本のタイトルや著者名、表紙画像などをアプリに登録できます。

 また、「楽天ブックス」で購入した本は、楽天会員IDでログインすると自動的にアプリに反映されるため、登録の手間が省けます。

 登録した本は、好きな名称で「棚」を設定して分類管理が可能。本のジャンルや著者名、星評価(0.1~5.0で0.1ポイント刻みの50段階)や好きなキーワード(タグ)などをあらかじめ設定しておくと、新たに登録した本は当てはまる「棚」に自動的に分類・収納されます。

 なお、サービス開始時点で「Readee」に登録できるのは、「楽天ブックス」の「本」ジャンルで販売する本と「楽天Kobo電子書籍ストア」で取り扱いのある本が対象。小説やマンガなどはほぼすべて扱われていますが、雑誌などは含まれていません。

 今後は、Android版を夏に提供するほか、読後の感想をアプリ内やSNSで共有できる機能の拡充を予定しています。

 たくさん読む人ほど、買ったことを忘れて同じ本を二度買ってしまったりしがち。バーコードを読み取るだけで書名や著者名、表紙画像などの書誌情報が登録されるので、これから買う本だけでも登録していくと、読んだ本の管理がラクになりそうです。

[工藤ひろえ]