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九州地方で、ソフトバンクがWi-Fiスポットを無料開放~災害用統一ネットワーク名「00000JAPAN」を選んで接続

[2016/4/15 03:41]

 ソフトバンクは、4月14日に熊本県で地震が発生したことを受け、九州地方において、公衆無線LANサービス「ソフトバンクWi-Fiスポット」を無料で開放すると発表しました。

 この措置により、ソフトバンクユーザーに限らず、すべての携帯電話・スマホ・パソコンなどから「ソフトバンクWi-Fiスポット」が利用可能になっています。

 利用するには、ネットワーク名「00000JAPAN」を選択すればOK。パスワードは不要です。

 ネットワーク名「00000JAPAN」は、無線LANビジネス推進連絡会が定めた災害用統一SSID。

 各通信事業者が提供するWi-Fiサービスを、大規模災害発生時に通信接続手段として無料で利用できるようにするため、業界団体で取り決めたものです。

「00000JAPAN」の利用イメージ(無線LANビジネス推進協議会のサイトより)

 現在発表資料がオンラインで確認できるのはソフトバンクのみですが、ドコモ、auも同様の措置をとるものと思われます。

 九州地方で携帯電話やスマホがつながりにくい場合は、無線LANのネットワーク名で「00000JAPAN」を選んで接続してみてください。

 また、LINEには、固定電話・携帯電話にかけられる「LINE Out」機能があります。国内の電話番号あての利用は1回あたり最大10分間まで無料で開放することをLINEが発表しているので、「LINE Out」機能を利用すれば、無料で通話もできます。

 九州地方以外にお住まいの方も、大規模災害時には「00000JAPAN」のSSIDが無料開放されることを覚えておくことをお勧めします。

[工藤ひろえ]