Windows 10の「Edge」は「Chrome」より約3時間バッテリ長持ち~マイクロソフトがSurface Bookで実験
何かと、話題のWindows 10ですが、米MicrosoftのWindows Experience Blogで、Windows 10に標準搭載されたWebブラウザ「Edge」が、「Chrome」や「Firefox」、「Opera」よりバッテリの持ちがよいとの実験結果が公開されています。なお、「Edge」は、バッテリ寿命を伸ばすために一から設計されたそうです。
テストは、実験室環境の中での消費電力測定と、世界中のWindows 10デバイスから集約されたデータを使用した比較、同じタスクを実行する各ブラウザのタイムラプス動画の3種類です。
まずは、Edge、Chrome、Firefox、Operaの最新の安定バージョンで、一般的なブラウジング中に実際の電力使用量を測定。なお、すべてのブラウザの設定はデフォルトのままとのこと。
平均消費電力は少ない順に、Edgeが2,068mw、Chromeが2,819mW、Opera(バッテリーセーバー)が3,077mW、Firefoxが3,161mWとなっています。
世界中のWindows 10デバイスから集約されたデータでは、ブラウザごとの平均消費電力は少ない順にEdgeは465.24mW、Firefoxは493.5mW、Chromeは719.72mWとなっています。
最後に、Surface BookでEdge、Chrome、Firefox、Operaの最新の安定バージョンを実行したビデオでは、Chromeは4時間19分50秒で、Firefoxは5時間9分30秒、Operaは6時間18分33秒、Edgeは7時間22分7秒でバッテリ切れになっています。
今回、米Mcirosoftが公開した3つの実験すべてで、Edgeが好成績を収める結果になっています。Windows 10マシンを使用中に、バッテリの残量が不安な時のWebブラウズは、Edgeを使用した方がいいかもしれません。