ミニ四駆をスマホで操縦可能にする電子工作キットが発売~ブラウザ経由で、前進・後進・左右をコントロール
ワイルドミニ四駆を、スマートフォンで操作可能にする改造キット「MKZ4」がCerevoから発売されました。Cerevoの直販サイト「Cerevo official store」の価格は5,980円(税別)。7月中旬から順次出荷されます。
スマートフォンで操作する改造ミニ四駆製作キット「MKZ4」は、ハードウェア開発者を対象としたCerevoのブランド「Cerevo Maker series」の新製品。SoC「ESP8266EX」を搭載した無線LAN モジュール「ESP-WROOM-02」や、ミニ四駆操作用の専用基板とステアリングパーツ(ステアリングラックとタイロッド、フロントナックルに相当)など、必要な各パーツが一式セットになっています。
タミヤ製の対応するワイルドミニ四駆を、MKZ4で改造することで、スマートフォンからワイルドミニ四駆を操縦できます。操縦は専用アプリをインストールすることなく、ブラウザ経由で行ない、前進・後進、左右のステアリング切り替えが可能です。
【MKZ4対応ワイルドミニ四駆車種】
ランチボックス Jr.
ワイルドザウルス
ニッサン キングキャブ Jr.
ブルヘッド Jr.
トヨタ ハイラックス モンスターレーサー Jr.
トヨタ ハイラックス サーフ
ニッサン テラノ '93 パリダカ仕様 (チーム NOK JATCO)
ダッシュ CBW コマンドザウルス
マンモスダンプ
MKZ4は、2015年の11月に「DMM.make AKIBA」と共同で開催したワークショップ「スマホで自由自在に操作できる IoT ミニ四駆を作ろう!」から生まれた製品。「ワークショップの募集開始から数十分と経たずに満席になるほどの好評かつ追加開催の要望が多かったことからキット化を決定した」そうす。
MKZ4のほか、MKZ4用プログラム書き込みキット「MKZ4WK」(1,980円税別)や、「MKZ4 組み立て解説ガイドブック」(1,000円税別)、MKZ4用電子工作向けツールセット「MKZ4TS」(9,980円税別)も同時に発売されます。
キット発売記念として、ワイルドミニ四駆、MKZ4、MKZ4WK をセットにした「スペシャルパック」(8,888円税別)と、教育機関や自治体などを対象として割引価格となる「アカデミアパック」も用意されます。
スペシャルパックの車種は「ニッサン テラノ '93 パリダカ仕様 (チーム NOK JATCO)」、「トヨタ ハイラックス モンスターレーサー Jr.」、「ランチボックス Jr.」の3種類で、それぞれ30台の数量限定です。