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スマホで出力を変えられる乾電池「MaBeee」~単4電池をBluetooth対応にする単3電池型アダプタ

[2016/7/5 21:27]

 リンクスインターナショナルが、単3電池で動く製品をスマートフォンでコントロールできるようにする、ノバルスの「MaBeee」(マビー、MB-3002WB)を2016年8月4日より、「ビックカメラ」と「TSUKUMO」で発売します。価格は4,980円(税抜)。

 MaBeeeは単2電池型のデバイスで、中に市販の単4電池を装着して使用します。単4電池を入れたMaBeeeを、単3電池を入れる要領で、おもちゃのなどにセットすると、スマホにインストールしたアプリから操作できるようになります。電池を複数個使う製品でもMaBeeeを一つだけ入れれば使えます。

MaBeeeのセット方法

 おもちゃや、自分で作った工作、電動歯ブラシなど、乾電池で動く製品を、スマホを振ったり、傾けたり、声の大きさに反応させたりして、電車のおもちゃを速く走らせたり、ぬいぐるみや工作ロボットを動かしたり、タイマー機能で歯ブラシの時間を知らせてくれたりすることができるようになります。

 スマホとMaBeeeはBluetooth 4.1で接続し、最大使用範囲は約10m。対応するのはiPhone 4s、iPod touch第5世代、iPad第3世代以降かつiOS 8以降、Android 4.4以降 Bluetooth Low Energyに対応している機種です。

 MaBeeeは、スマホのアプリから乾電池の出力をコントロールしますが、基本のアプリに搭載されているのは振ったり、傾けたり、音量に反応したりなど6つのモードが搭載されており、電池残量検出もできます。アプリから最大10台のMaBeeeと同時に接続できます。本体サイズは50×14×14mm、重量は5gです。

 使用できるのは、単3電池4本までの直列接続の機器で、最大電流2Aまでの機器で使用できます。なお、LED製品の調光には、その特性上ご使用できない場合があるそうです。

[古川 敦]