Amazon、月額980円の定額“電子貸本”サービス「Kindle Unlimited」を日本でも開始～電子版の雑誌やコミックも
Amazon.co.jpは8月3日（水）、月額980円（税込）の“電子貸本”サービス「Kindle Unlimited」を日本でも提供開始しました。初回の30日間は無料でお試し利用ができます。
書籍やコミックは旧作が中心ですが、和書12万冊、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題に。ただし、一度に10冊までしか読めない「貸本」形式となります。
利用可能な端末は、パソコン（Windows / Mac）、スマホ、タブレット、Fireタブレットなど。パソコンやスマホ、タブレットで読むには無料のKindleアプリをダウンロードする必要があります。
「Kindel Unlimited」の対象作品には「Kindle Unlimited」のロゴが表示され、会員は「読み放題で読む」をクリックするだけですぐに読むことができます。
コミックでは、「orange」（高野 苺）、「信長のシェフ」（西村 ミツル・梶川 卓郎）、「きまぐれオレンジ☆ロード」（まつもと 泉）、「関根くんの恋」（河内 遙）、「ブラック・ジャック」（手塚 治虫）など、3万冊以上のコミックが読み放題に。
書籍は、「陽気なギャングが地球を回す」（伊坂 幸太郎）、「『原因』と『結果』の法則」（ジェームズ・アレン）、「お金持ちの教科書」（加谷珪一）などのベストセラーを含む8万冊以上の作品が読めます。
雑誌は、週刊ニューズウィーク日本版、クロワッサン、OPTION（オプション）などの週刊誌・月刊誌240誌以上の最新号とバックナンバーが読み放題に。雑誌の一部は、Lite版となります。
短編では、「犬に聞いてみろ」（池井戸 潤）、「天上の飲み物」（三浦 しをん）、「ナベちゃんのヨメ」（辻村 深月）など、Kindleストアだけで読めるKindle Singlesを含む100ページ以下の幅広い作品群を提供。
Kindleアーカイブとして、葛飾 北斎の「富嶽百景」、広重の「名所江戸百景」など、国立国会図書館所蔵の作品1万点点以上も閲覧できます。
雑誌などは好みもあり、初回30日間は無料で試せるので、読み放題サービスに興味があるならまずは利用してみることをおススメ。
現在は無料のコミックサービスも多くあり、月額980円は毎月払うことを考えるとそれなりの出費になるので、「やっぱりいらないかなあ」と思った場合は、30日間以内に登録解除をお忘れなく！