インスタグラムが特定のキーワードを自動的に非表示にするコメントツールをリリース~ただし、日本語は未対応
インスタグラムは9月12日(米国時間)、指定した特定のキーワードが含まれるコメントを自動的に非表示にする新しいコメントツールをリリースしました。
コメントツールは、不快・不適切と感じるキーワードを登録しておくと、その言葉を含むコメントは、自分の投稿に対するコメント欄には表示されなくなるという、いわゆる“NGワード”機能を提供するもの。
この機能は、すべての利用者がプロフィール画面から設定可能です。
ただし、インスタグラムが用意したNGキーワードリストは、現時点では英語のみの対応。また、自分で単語を登録できるカスタムキーワードは、単語の間にスペースがある英語などの言語のみ対応で、日本語ではまだ“NGワード機能”は利用できません。
インスタグラムによると、近い将来、日本語や韓国語などの言語にも対応する予定とのことです。
インスタグラムは新機能リリースについて、「コミュニティが成長を続ける中で、利用者が常に安心して自分自身を表現し続けられることを大切にしています。そのためには、利用者が投稿するコンテンツに関する体験を自分で管理できることが重要だと考えています」とコメントしています。
また、「このような複雑な課題に対する解決策はひとつではない」として、今後もコミュニティの安全を守り、インスタグラムがすべての人にとってポジティブでクリエイティブな場であり続けるために新しい機能を導入していきます」とのこと。
インスタグラムのコメントを巡っては、8月中旬に、ジャスティン・ビーバーがアカウントを突然削除するトラブルがあったばかり。
ジャスティンが交際中のモデル・ソフィア・リッチーとのツーショット写真をインスタグラムで公開したところ、ファンからソフィアへの誹謗中傷コメントが殺到。怒ったジャスティンは、「悪口をやめなければアカウントを非公開にする」と警告したものの、元恋人のセリーナ・ゴメスのコメント欄乱入からジャスティンとセリーナのケンカになり、コメント欄はさらに大荒れに。切れたジャスティンがアカウントを突然削除してしまいました。
1カ月前に“NGワード機能”があったら、世界で約7,000万人のフォロワー数を持つジャスティンのアカウント削除も避けられたかもしれませんね。