スマホ動画の「タテ」視聴が初めて「ヨコ」を上回る。特に女性は4割が「タテ」～「社内にいるときはばれないように縦向き」

　動画制作・動画マーケティング支援などを行なうプロダクション、モバーシャルが20代～50代の男女700名を対象にした「第3回スマートフォンの動画視聴実態調査」の結果を発表し、スマホ動画の「タテ向き」視聴者の数が初めて「ヨコ向き」視聴者の数を超えたことを明らかにしました。

　今回調査の結果、スマホを「タテ向きのみ」にして動画視聴する人が34.7%と年々増加し(第1回目27.6%、第2回目28.45)、特に女性においては、「タテ向き」傾向が強く、約4割以上の女性が「タテ向きのみ」で動画視聴しています。

　また、動画の長さが短くなるほど「タテ向きのみ」で見られるなど、動画の長さによって、スマホを「タテヨコ」使い分けて視聴している傾向があり、時間帯別でも「タテヨコ」使い分けており、6時～18時までの間で動画を最も視聴する人は、「タテ向きのみ」で動画を視聴する傾向となっています。

　なお、「タテ向きのみ」で動画視聴する人がスマホで見る動画コンテンツでは、1位音楽系、2位ニュース系、3位動物系となっています。

　動画の内容や長さでタテ・ヨコを使い分けている傾向がある一方で、自由回答では「外出先では、横だといかにも動画見てます感が出るのが嫌なので、縦向きにしている」や、「社内にいるときはばれないように縦向きで見るが、家の時は横で見る」など、周囲を意識して使い分けている回答も複数ありました。