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発火問題の「Galaxy Note 7」の機内持込みが全面禁止に。国土交通省が航空会社に指示

[2016/10/17 17:55]

 国土交通省航空局安全部は15日、日本では未発売のサムスン電子社製「Galaxy Note 7」について、電源を切った状態でも機内への持ち込みを全面的に禁止することを、日本の航空会社に対して指示を行なったと発表しました。

Galaxy Note 7

 海外で販売されている「Galaxy Note 7」はバッテリから発火する問題で、9月初旬にリコールが発表され、新品への交換が開始されましたが、交換された端末からも発火の報告があり、サムスンでは販売の停止と、交換を停止しています。

 米国連邦航空局(FAA)は、10月15日早朝(米国時間で14日夕刻)に、同製品について電源を切った状態でも機内への持ち込みを全面的に禁止する旨を指示、米国時間15日正午、日本時間16日午前1時より発効。それを受けて、国土交通省も、同様の措置を講じることになったとしています。

 なお、国土交通省では9月9日以降、同製品は機内で電源を切ること、充電しないこと及び預け荷物としないことで機内に持ち込めましたが、今回の措置により全面的に航空機への持ち込みができなくなります。

[古川 敦]