32GBでマンガ約700冊を保存可能。Amazon.co.jpが日本限定の「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」発売

　Amazon.co.jpは10月18日（火）、Kindle Paperwhiteの新モデル、「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」を発表しました。10月18日（火）から予約受付を開始、10月21日（金）発売予定。

　マンガモデルは日本限定発売で、価格は16,280円（税込）。プライム会員は4,000円オフの12,280円で購入できます。

　「Kindle Paperwhite 32GB マンガモデル」は、従来のKindle Paperwhite製品と比べて、32GBと8倍のストレージ容量を持つのが最大の特徴。約700冊のコミックを保存できるため、「こちら葛飾区亀有公園前派出所（全200巻）」、「NARUTO（全72巻）」のような70巻以上の人気コミックスも全巻を保存することができます。

　また、従来のPaperwhiteに比べてページめくりを約33％高速化。画面の長押しで1秒間に7ページの速さでお気に入りのシーンまで飛ばし読みできる連続ページターン機能も搭載されました。

　見開きページ・レイアウト表示が可能で、見開きで表現された迫力のシーンも紙と同様に楽しめます。

　ディスプレイサイズは6インチ、解像度は300dpi。接続はWi-Fiのみで3Gには対応していません。本体サイズは169×117×9.1mm、重量205g。バッテリーは明るさ設定10、ワイヤレス接続オフ、1日30分使用で数週間もちます。

　マンガリーダーとして利用する場合、Paperwhiteシリーズで気になるのは、ディスプレイがモノクロ表示という点。最近ではコミック誌も電子書籍化されていて、カラーのトビラやカラーページも増えています。Webコミック誌から電子書籍化された作品では、全ページカラーという場合も。

　プライム会員ではない場合、価格的にもASUSのZenpadの安価なモデルなど、Androidタブレットと競合する価格になるため、カラー表示よりも、32GBの容量や数週間のバッテリーの持ちを優先したいかどうかを検討したほうが良さそうです。

　なお、快速ページターンなどの新しいソフトウェア機能は、10月下旬から配信されるソフトウェアの無料アップデートにより、Kindle、Kindle Paperwhite（第6世代以降）、Kindle Voyage、Kindle Oasisなどでも利用可能となります。