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MITが人工知能で風景も人物も悪夢な画像に変換する「Nightmare Machine」を公開~人工知能が人間を怖がらせられるのか?
[2016/10/24 19:45]
街もハロウィンモードになってきましたが、MIT(マサチューセッツ工科大学)が、人工知能(AI)を使った、どんな画像も恐怖の画像に変換するという「Nightmare Machine」を公開しました。
TOKYO TOWER (FRIGHT NIGHT)より |
「人工知能が“人間を怖がらせる”ことを学ぶことができるのか目標に挑戦している」とのことで、「Nightmare Machine」のサイトには、風景や人物などの画像が悪夢のような画像に変換されて掲載されています。
NEUSCHWANSTEIN CASTLEより |
「Nightmare Machine」はでディープラーニングを使って、どんな画像が“怖い画像”なのかをAIに学習させることによって、実現しています。ディープラーニングで画像を生成するGoogleの「Deep Dream」では、結果的に悪夢のような画像になっていましたが、悪夢の画像を作る専用AIは「Nightmare Machine」が初とのことです。なお、現在のところ「Nightmare Machine」に、画像をアップロードすることはできません。
また、人物を写真を変換した画像では怖いか、怖くないかの投票も実施され、AIにさらに人間の恐怖を学習させることができます。