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「ひまわり9号」の初画像の取得に成功! 1億2,100万画素のカラー画像のほか観測バンド毎の画像が公開
[2017/1/24 18:36]
気象庁が24日、2016年11月2日にH-IIAロケット31号機で打ち上げに成功した静止気象衛星「ひまわり9号」の初画像を公開しました。
ひまわり9号は、気象庁が開発、三菱電機が製造し、三菱重工業、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げました。7号以前のひまわりに比べて観測バンド数が大幅に増え、「静止地球環境観測衛星」とも呼ばれています。
現在、「ひまわり9号」は、静止軌道上で機能確認試験中ですが、24日午前11時40分、画像の取得に成功したとのこと。今後、地上システムとの総合試験などを経て、2017年3月の待機運用開始が予定されています。
今回公開された画像は、米国海洋大気庁とコロラド州立大学が開発した、緑色をより人間の見た目に近くする画像作成技術及び大気分子により太陽光が散乱される影響を除去する技術を適用したカラー画像のほか、観測バンドごとの画像です。なお、Webに掲載する都合上、本来の画像よりもファイルサイズを小さくした画像を掲載しているとのことです。