「Okoshiyasu2」ユーザーに朗報!? 文字起こしに特化した「テープ起こしプレーヤー」をアスカ21が無償提供~ノイズリダクションやEQ、モノラル化機能も搭載
テープ起こし専門会社、アスカ21が20日、文字起こしに特化した音声再生ソフト「テープ起こしプレーヤー」の無償提供を開始しました。OSはWindows 7以降に対応し、対応音声ファイル形式はMP3、WAVE、FLAC、AAC、AC3、WMA、Raw data。アンケートに回答することで、無料でダウンロードできます。
「テープ起こしプレーヤー」は、インタビューの記事作成、テープ起こし、翻訳、語学学習に適した音声データ再生ソフト。同社によれば「長らくテープ起こし・ライティング業界で重宝されてきた音声再生ソフトがOSのバージョンアップに伴い開発停止となったり、多機能でも使いづらかったり、有料だったりと、大なり小なり課題を抱えていました。この先『自動音声認識』の精度がさらに上がったとしても、人の手による校正が無くなることはなく、必ず作業としては必要になります」と今回の開発の経緯を説明しています。
また、「無償で利用できるソフトがあることで、気軽に安心してライティング・テープ起こしを行えるという環境を保ちたいと考えています」とのことです。
校正者・ライター目線で開発をしたという「テープ起こしプレーヤー」は、従来からあるフリーウエアの操作性をできるだけ再現し、現在多く普及しているソフトの操作方法に近づけ、導入のしやすさ、移行のしやすさを考慮したとしています。
また、あると便利だけどめったに使わないという機能は不要との考えのもと、不要な機能を極力そぎ落とし、使いやすさに配慮する一方で、「ステレオ録音なのに片側のチャンネルからしか音が出ない」、「ノイズが気になる」、「録音の音量レベルが著しく低い」などテープ起こし時にストレスとなる要素を解消する、ノイズ除去、モノラル化、波形処理による音量増幅機能なども備えています。