IT・スマホ
手話CG動画を気象庁のXMLから自動生成! NHKが気象情報の手話CG評価サイトを開設
[2017/2/20 22:32]
NHKが20日、気象庁が発表する気象情報をもとに、CGの手話による天気予報の動画を自動的に生成する技術を開発したと発表。この技術について、評価や意見を集めるサイトも開設されました。
NHKでは、聴覚に障害のある方へのサービスの拡充に向けて、気象情報を伝える手話CGの自動生成システムの研究開発(一部は学校法人工学院大学と共同)を進めており、手話通訳士の動作をモーションキャプチャー技術で記録し、基本的な手指動作や表情などを表すCGをあらかじめ用意。
聴覚に障害のある方や手話通訳士の意見を参考に作成した天気予報の手話表現をベースに、気象庁から発表される「晴れ」や「10度」などの日々変化する天気や気温のデータと基本動作を表すCGを組み合わせることで、手話CGの動画が自動的に生成されます。
現在は、関東7都県の天気予報の手話CGを1日3回自動更新されており、今後は、対象の地域の拡大や緊急時の警報などの提供も検討していくとしています。