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電球ソケットに差し込むだけ! LEDライトとしても使えるプロジェクタ「Beam」が販売開始~スマホから映像を映したり、Android内蔵でYouTubeやNetflixなども投映可能

[2017/3/15 18:56]

 ソフトバンクが運営する、アイデアや試作中の製品を商品化に向けて支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style(プラススタイル」の「ショッピング」で、LEDライト型スマートプロジェクター「Beam」(販売元:BlueGreenGroup)を、2017年3月14日から販売開始しました。

 「Beam」は「クラウドファンディング」で目標金額50万円に対し134万6,600円を集め商品化され、今回69,999円(税込)で一般販売されます。

Beam. The smart projector that fits in any light socket - Japanese

 「Beam」は、電球ソケット(E26/E27型口金)に差し込むだけで、LED照明として使えるだけでなく、Bluetooth 4.0やWiFi(802.11 b/g/n)でスマートフォンなどと接続して、AirPlayやMiracastでスマートフォンに保存した写真や動画を壁や机などに映して楽しむことができるプロジェクタ。解像度854×480ドットで、120インチのワイドスクリーンまで対応。2W+2Wスピーカーも内蔵しています。

 また、本体にAndroid4.2.2(1.3GHzデュアルコアプロセッサ/内蔵ストレージ8GB)を搭載しており、本体だけでYouTubeやNetflixなどの動画を投影することができます(操作はスマートフォンなどの専用アプリ)。日時やユーザーの現在地をトリガーに特定の動作をプログラムできることもできるので、目覚ましと同時に予定と天気予報を映す、帰宅したら照明を点けて音楽をかけるといったことも可能です。

 プロジェクタ用のLED光源のほかに12灯のLEDリングライトも備えており、LED照明としても使えます。LEDライトの明るさは100ルーメン(30W電球相当)。

 サイズは直径11×長さ15cm、重量は400g。電源はE26/E27型ソケット対応(100~240V/50、60Hz対応)ですが、ケーブル(約150cm)も付属し、釣鐘型の本体は側面がやや切り取られたように平らになっており、テーブルや床に置いても転がらずに安定して使用できます。消費電力はスタンバイ状態で約4W、プロジェクタ使用時に約10Wとなっています。

[古川 敦]