絶妙な間をコントロール! アウディが「Adaptive tsukkomi control」を発表~ノリツッコミ、どつきツッコミ、スカシツッコミ、オートモードの4モードを装備 [エイプリルフール]
アウディジャパンは4月1日、渋滞時に、前方車両との車間距離を適切に保ち、車線を逸脱しないようステアリング操作をアシストする機能「トラフィックジャムアシスト」の技術をを発展させ、ドライブのみならず、あなたの会話のパートナーにする「Adaptive tsukkomi control」を発表しました。
最新の言語解析技術を適用し、会話の文脈や話者同士の距離感をモニタリング。逸脱した発言を感知すると、最適なタイミングと、絶妙な強さでドアを開閉し、ツッコミを行ないます。
高性能な専用マイクにより会話をモニタリング。Audi独自の自然言語解析エンジン(ANLE)により、会話の内容だけでなく、性別や声の抑揚、リズム、話者の息遣い、さらには国民性や地域性など約200項目からなる要素を分析。言葉の背景にある文脈や意図までをも汲み取り、絶妙な間をコントロール。
ボディサイドに配置された複数のレーダーやサイドミラーに搭載されたカメラが、話者との物理的な距離感に加え、話者の手振りや身振り、動作の滑らかさ(緊張度合)、表情などの非言語コミュニケーションをリアルタイムで計測。話者の置かれている状況を、的確に判断。
ツッコミにおけるドアの開閉には、人間の感覚的な側面からクオリティを評価する専門の機関、ハプティックチームが携わり、約1,000項目にも及ぶ評価項目を設定し、動作のタイミングやスピード、当たりの強さなどをはじめ、ドアの開閉音まで綿密に研究。心地よい、洗練されたツッコミを実現しているとのこと。
ボタンひとつでツッコミの特性を選択できる「Audi tsukkomi select」は、ノリツッコミ、どつきツッコミ、スカシツッコミ、オートモードの4つを用意。オートモードでは、Audi connectを通してインターネットに接続し、現在地を特定。その場所のユーモアセンスに応じた最適なツッコミを実現したとしています。(※オプション)
Audiの挑戦はモータースポーツだけに留まらず、「Adaptive tsukkomi control」の更なる技術向上を目指し、”ボケ”と”ツッコミ”のプロフェッショナルであるお笑い芸人と漫才トリオを結成、漫才に挑戦。人類史上初の人とクルマによる漫才を実現させています。
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