Instagramにぴったりの、正方形の写真が取れるチェキが登場! フィルター機能は10種類、microSD経由でスマホにデータを移してSNS投稿も簡単に
富士フイルムは、インスタントカメラ“チェキ”シリーズの新製品「instax SQUARE SQ10」を5月19日に発売します。価格はオープンプライスですが、店頭予想価格は税込3万1,800円前後となる見込み。
大きな特徴は、「instax SQUARE SQ10」という名前の通り、正方形(スクエアフォーマット)の写真を撮影してプリントできる点。Instagramの普及で、若い世代には正方形の写真が人気。Instagramでは2015年から縦長・横長の長方形写真も投稿できるようになりましたが、やはり正方形写真の方がインスタ映えします。
正方形の写真が撮れる「instax SQUARE SQ10」向けに、専用スクエアフォーマットフィルム「instax SQUARE Film」も同時発売されます。価格は10枚入りで税込1350円前後。
もうひとつ大きな特徴は、シリーズで初めてデジタルイメージセンサーとデジタル画像処理技術を搭載したこと。これにより、自動露出調整、人物検出、オートフォーカス機能により暗い場所での明暗調整や、10cmまでの近距離の撮影も簡単にできるように。プリント出力前の画像編集・加工も可能になりました。
フィルター機能は10種類で、好きな色合いが選べます。また、ビネット調整機能もあり、視線を写真の中心に集中させることが可能。みんなに見せたい新しいアイテムなどを撮影してSNSでアップするときに便利な効果です。
従来機からの、二重露光とバルブ撮影機能も搭載しています。
デザインは、中央のレンズリング(電源スイッチ)は従来機から継承。シャッターボタンは、新しく左右2カ所に配置し、左手でも簡単にシャッターボタンを押すことができるようになりました。また、子どもなど手が小さい人でもしっかり持てるよう、本体は薄型で丸みを帯びたカタチになっています。
デジタル化したことで、プリントは従来通り撮影ごとにそのまま印刷する「オート」と、撮影した後で写真を選んでプリントする「マニュアル」から選択可能に。トリミングしてのプリントや、表示されているサムネイル(4枚または9枚)を、そのまま組写真のようにプリントすることもできます。
撮影した写真は、本体内に50枚程度保存できるほか、microSDHC(最大32GB)に保存可能。microSD経由でスマホやタブレット、パソコンで写真を読み込んで、InstagramなどのSNSに投稿することもできます。microSDカードは別売。
記録画素数は1920×1920ピクセルで、プリント画素数は800×800ドット。バッテリーは交換可能なバッテリー「NP-50」に対応し、1度の充電で約160枚まで撮影可能。本体サイズは約119×47×127mm、重さは約450g(フィルム、バッテリー含む)。