「神社SIM」複数刺しで複数の神社に礼拝! いつでもつながる神社「スマート神棚コンセプト」が発表~課金で護持運営にも貢献。二礼二拍手一礼を検知
人と神社をICTでつなぐ崇敬会支援事業を行なっている、一般社団法人 神社崇敬会が神棚ブランド「KITOKAMI」から、全く新しいコンセプトの神棚「スマート神棚コンセプト」を発表しました。
スマート神棚は電源供給装置と通信装置を内蔵した台座ユニットと、上部の社殿を模した内陣(通常の神棚でお札を納める部分)で構成され、前面にある人感センサーと音声感知センサーによって毎日の礼拝行動を検知し、礼拝の情報は各崇敬神社に送信され、神社側では毎朝の朝拝などに利用します。
通信には崇敬神社から授与される御札型のSIMカード「神社SIM」(仮)を使用。神社崇敬会が運営する崇敬会ECファンディングプラットフォーム「すうけい」(6月よりスタート予定)に参加した神社(崇敬会)の要望によってオリジナルプリントしたものが提供される予定とのこと。
スマート神棚の内部には複数のSIMを差すことができるため、同時に複数の崇敬神社に礼拝情報を送信することが可能。また、礼拝情報をもとに「すうけい」を通して各崇敬神社に対して少額の課金を行なうことにより、神社の護持運営にも貢献できるそうです。
スマート神棚は人が近づくと中央のLEDが白く発光し、通信の待機状態を知らせ、神棚の前に立ち「二礼二拍手一礼」の礼拝手順が行なわれたことを検知するとLEDはグリーンに発光し柔らかく点滅します。この他にもLEDの点灯パターンによってさまざまな演出があります。
スマート神棚の全機能搭載型の発売は2018年以降を予定しており、カジュアルに礼拝を楽しめるシンプルコンセプトモデルについては今後順次発表していく予定としています。2017年6月中にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて先行販売する予定ですが、2018年モデルにはIoT機能は付いていないとのことです。