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24時間、どこからでも新聞記事が検索できる! 「読売記事検索」サービス開始~ 創刊の明治7年から現代まで、140年余りの記事が検索可能

[2017/8/2 14:01]

 読売新聞社は8月1日(火)から、「読売記事検索」のサービスを開始しました。

 1874年(明治7年)の創刊から現代まで、140年余りの読売新聞記事約1,300万本を、自宅や職場にいながらいつでも簡単に検索できます。

 利用は有料で、月額300円(税別)から。記事の見出しや本文の表示件数に応じて情報料が加算される従量制サービスで、月の情報料が300円以下だった場合は300円が課金されます。

 支払いはクレジットカードのみで、利用には無料の読売IDに会員登録する必要があります。

 記事の情報料は以下の通り。

  見出し   :4円
  本文    :75円
  本文    :75円
  切り抜き紙面:100円
  記事紙面  :500円
  現代人名録 :300円

「読売記事検索」の利用には、読売IDの会員登録が必要。会員登録は無料で、手続きはオンラインで完結します

 提供される情報は、明治7年の創刊からとなるため、時代によって提供内容は異なります。

 1874年(明治7年)の創刊号から1989年までは、当時の紙面1ページを表示して読むことができます。赤いカギ印で、調べた記事の位置がひと目でわかるしくみ。

 東海道新幹線の開業、東京五輪の開幕や上野のパンダ狂騒曲―オンラインで手軽にタイムスリップを楽しめます。当時の物価や価値観を知ることができる、昔の広告が検索できるのも魅力。

 2008年12月以降は、「切り抜き紙面」も用意。記事ごとに見出しや写真、図表などが紙面画像で表示されるので、記事の大きさや扱いが確認できます。また、時事キーワードは文中に青い文字で表示。クリックすると「ミニ用語解説」が現れ、ニュース内容の把握を助けてくれます。

 ビジネスや調べ物学習などで、過去の新聞紙面を参照したい時は図書館で縮刷版を参照する、国会図書館に出向いて設置された端末から新聞記事を検索するなど手間がかかっていました。

 「読売記事検索」ではいつでもどこでも利用可能。

 ネットでは何でも検索できるようですが、Webが利用されはじめたのは1990年代からで、それ以前の資料はぐっと少なくなります。明治時代からの新聞記事がオンラインで閲覧出来るようになったことは、古い資料が乏しいネットでは貴重な資料となりそうです。

 ビジネスの資料作成にはもちろん、夏休みの自由研究や、学生のレポート作成など、さまざまな場面で役に立ちそうな「読売記事検索」、いざ必要になった時のためにブックマークしておくことをおススメします。

[工藤ひろえ]