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JR東、子どもがSuica・PASMOで自動改札を通過すると保護者のスマホに通過時間や利用駅を知らせる「まもレール」を開始~57駅からスタートし、来春までに首都圏244駅へ拡大

[2017/10/3 15:41]

 JR東日本とセントラル警備保障は共同で、子ども見守りサービス「まもレール」をサービスを10月1日からスタートしました。利用料金は月額500円(税別)。

「まもレール」イメージポスター

 「まもレール」は、子どもが交通系ICカード「Suica」「PASMO」を使って対象駅の自動改札を通過すると、保護者のスマホや携帯電話に「利用駅」「通過時刻」ICカードの「チャージ残額」が通知されるサービス。

 通知方法は、電子メールへの配信のほか、「JR東日本アプリ」のプッシュ通知も利用できます。

 対象者は満18歳までの小学生・中学生・高校生。大人は見守りサービス対象外なので、夫や妻、恋人の行動監視目的などでは利用できません。また、Suica・PASMOとも無記名のカードも利用不可。記名のカードに限ります。

 サービス対象駅は、当初は山の手線、中央線の57駅からスタート。2018年春までに首都圏244駅に拡大します。

2018年春までに、首都圏244駅でサービスを開始


「まもレール」サービス概要

<対象者>
 小学生、中学生、高校生 (満18歳の年度末まで)

<対象券面>
 「Suica」「PASMO」
  ※無記名式の「Suicaカード」「無記名PASMO」は利用できません。

<利用料金>
  月額500円(税別) (対象の子ども1人、保護者1通知先)

<申込み方法>
  「まもレール」オフィシャルサイトで受付 [URL]

サービス対象駅

<2017年10月1日(日)から:57駅(重複4駅)>

【山手線:29駅】
東京、神田、秋葉原、御徒町、上野、鶯谷、日暮里、西日暮里、田端、駒込、巣鴨、大塚、池袋、目白、高田馬場、新大久保、新宿、代々木、原宿、渋谷、恵比寿、目黒、五反田、大崎、品川、田町、浜松町、新橋、有楽町

【中央線(32駅:各駅停車含む)】
東京、神田、御茶ノ水、水道橋、飯田橋、市ケ谷、四ツ谷、信濃町、千駄ケ谷、代々木、新宿、大久保、東中野、中野、高円寺、阿佐ケ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺、三鷹、武蔵境、東小金井、武蔵小金井、国分寺、西国分寺、国立、立川、日野、豊田、八王子、西八王子、高尾

<2018年春までにサービス開始:全244駅>

・京浜東北・根岸線 (大船~大宮)
・東海道線 (東京~平塚)
・横須賀線 (東京~逗子)
・青梅線 (立川~拝島)
・埼京線・川越線 (大崎~川越)
・宇都宮線(東京~上野~蓮田)
・常磐線 (品川~上野~取手:各駅停車含む。ただし、綾瀬駅は利用できません)
・総武線 (東京・秋葉原~千葉:各駅停車含む)
・内房・外房線 (千葉~蘇我)
・京葉線 (東京~蘇我)
・南武線 (川崎~立川)
・横浜線 (東神奈川~八王子)
・武蔵野線(府中本町~西船橋)

[工藤ひろえ]