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“ヌードル・ハラスメント”の音姫!? 日清が麺すすり音カモフラージュ機能搭載フォーク「音彦(おとひこ)」をクラウドファンディング~「これからは好きなだけ麺をすすれる、そう、音彦ならね。」

[2017/10/23 12:58]

 日清食品が、麺をすする音をカモフラージュする機能を搭載したフォーク「音彦」のクラウドファンディングによる予約販売の受付を、日清食品グループ オンラインストアで10月23日(月)10時より開始しました。予約数が、2017年12月15日(金)までに5,000個に達した場合にのみ販売されます。希望小売価格は14,800円(税込)。5,000個の目標予約数達成時点から3カ月前後で発送予定としています。

【音彦PV】麺すすり音カモフラージュ機能搭載フォーク「音彦」

 日清食品グループ オンラインストアがリニューアルオープン1周年を記念して、日清食品独自の視点から“食にまつわるさまざまな問題”にアプローチする商品開発プロジェクト「PRODUCT X (プロダクト・ペケ)」を始動。その第一弾が、“ヌードル・ハラスメント”に着目した前代未聞のフォーク「音彦」です。同社では「ほら、不快を、愉快に!」としています。

 「音彦」は、不快とされる音に心地よい別の音をかぶせることで快適な時間を作り出す、TOTOのトイレ用擬音装置「音姫 (おとひめ)」に着想を得て開発をスタートし、フォークに搭載された高性能集音マイクが麺のすすり音を感知し、近距離無線通信を通じて信号をスマートフォンに送信することで、専用アプリケーションから心地よい音が流れ出し、麺のすすり音をカモフラージュする仕組みとなっています。

 訪日観光客が増える中、“麺を音を出してすする”という行為について、価値観の違いにより生まれるあつれき=ヌードル・ハラスメント問題の解消にも寄与する画期的な商品としています。

 円柱形のフォルムに、起動ボタンと充電残量を表示するLEDライトのみが配置されたシンプルなデザイン。高性能集音マイクが麺のすすり音を感知すると、近距離無線通信を通じて信号をスマートフォンに送信。スマートフォンにインストールされた専用アプリケーションから心地よい音が流れ出し、麺のすすり音をカモフラージュする仕組みです。

 膨大なすすり音を収集し、その特徴を解析することで、かすかなすすり音も逃すことなくキャッチするシステムが実現したとしています。サウンドディレクターには、自然音から紡ぐ楽曲で「森の木琴」「シンフロ」「湯~園地」など数多くの話題作を手掛ける音楽作家、清川進也氏が担当しています。

 セット内容は本体×1、充電ケーブル×1、取扱説明書×1、専用アプリケーション(iOSのみ)。本体寸法は44mm×44mm×152mm、本体重量は110g。

[古川 敦]