ドンキが1万9,800円の軽量ノートPCを12/1(金)発売! 14.1型でフルHDのディスプレイ搭載、重量は1.2kg~「メモリ2GBで増設不可」が購入判断のポイント
ドン・キホーテは、14.1型のフルHDディスプレイを搭載したノートPC「MUGA ストイックPC」を12月1日(金)に発売します。価格は1万9,800円(税別)。
2016年11月に「情熱価格ブランド」として発売した2in1「情熱価格ジブン専用PC&タブレット」に続く、市場最安値水準こだわったノートPCで、ドン・キホーテがノートPCを発売するのは今回が初めて。
14.1型ディスプレイはIPS液晶パネルを採用していて、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。CPUはAtom x5-Z8350、メモリ2GB、ストレージはeMMC 32GBを搭載しています。また、マイクロソフトOfficeとの互換性をうたうオフィスソフト、Kingsoft「WPS Office」が付属しています。
製品保証期間は1年間。ドン・キホーテで修理を受け付けます。また、初期不良の場合は交換対応となります。
メモリ2GBで支障はないかが購入判断のポイント
重量は1.2kgで持ち歩きが苦にならないサイズ。2万円を切る価格は他にない安さですが、実用的に気になるのが、メモリ2GBで大丈夫かという点。メモリは増設や容量変更ができません。
Windows 10はメモリ2GB以上で動く設計ですが、動画やグラフィックソフトを使うには、メモリ2GBはちょっと心もとない印象。メモリが足りなくなると、ストレージを仮想メモリ領域として利用することになりますが、その場合はやはり動きが遅くなります。具体的には、YouTubeの動画を見る時に、再生が始まるまで待たされたりすることも。
SDカードスロットが搭載されていますが、最大64GBまでしかサポートされていない点もちょっと気になります。
多少待たされることがあってもWebブラウザーやメール、付属のKingsoft「WPS Office」で表計算やワープロ機能が使えればOK、というライトな利用向けのノートPCと考えた方が良さそうです。
2万前後では比較対象にするノートPCがありませんが、デルの入門機種「Inspiron 11 3000 エントリー(4GBメモリ搭載)」は、2万9,980円。こちらはマイクロソフトOffice/Office互換ソフトは付いていませんが、メモリは4GB搭載しているので、3Dグラフィックスなど特別重いソフトを使わなければ特にストレスなく利用できると思われます。また、保証期間はデルも1年間ですが、引き取り修理サービスに対応しているので持ち込みの手間はありません。
ただし、デルの「Inspiron 11 3000 エントリー(4GBメモリ搭載)」は11.6型液晶ディスプレイで表示はHD (1366×768ドット)。一方ドン・キホーテのノートPCは14型でフルHD(1,920×1,080ドット)対応液晶となっていて、ディスプレイ性能はドン・キホーテのノートPCの方が上。
税別1万9,800円で互換ソフトとはいえ「WPS Office」がついてこの価格は激安なのは確か。ただし、もっさり動作はイヤな人、ゲームやグラフィックを扱いたい場合には、メモリを4GB以上搭載したノートPCを選んだほうが後悔しないかもしれません。
メモリ2GBが増設できないだけに、用途をきっちり想定してから手を出した方がよさそうです。
おもなスペック
CPU Atom x5-Z8350(1.44GHz、4コア)
メモリ LPDDR3 2GB(増設・変更不可)
ストレージ eMMC 32GB
光学ドライブ なし
ディスプレイ 14.1型IPS液晶
解像度 1,920×1,080ドット
OS Windows 10 Home
バッテリー 10,000mAh(連続駆動 約7時間)
USB USB 3.0、USB 2.0
カードリーダー SDカードスロット(最大64GB)
映像出力 Mini HDMI
無線 LAN(WiFi)IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth4.0
Webカメラ 30万画素
その他 音声入出力
付属ソフト Kingsoft WPS Office
本体サイズ 約329×219×20(幅×奥行×高)mm
重量 約1.2kg
ドンキ店頭価格 1万9,800円(税別)