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終電を逃してもできる限り安く帰れる!? 「NAVITIME」が「終電後に帰れるルート」を無料提供~電車・深夜バスで行けるところまで、そこからタクシー

[2017/12/22 18:07]

 ナビタイムジャパンが、Android OS向け「NAVITIME」で「終電後に帰れるルート」を2017年12月19日(火)より無料で提供を開始しました。iOS向けでも、近日対応予定としています。なお、終夜ダイヤには対応していません。

 「終電後に帰れるルート」機能は、自宅最寄り駅の終電後に「電車・深夜バスを含む公共交通機関で行けるところまで行って、そこからタクシーを使う」ルートを提示する機能。特別な設定は不要で、終電検索や終電前後時刻発のルート検索時に、通常の検索結果(最大4件)に加えて、対象のルートがある場合に「終電後に帰れるルート」が提示されます。

 これまでは、終電後にルート検索をすると、始発電車やタクシーのみを利用したルートを表示していましたが、この機能により、目的地周辺の駅までの、最も遅い電車やバスと、タクシーを組み合わせることで、料金を抑えて始発を待たずに自宅に帰れるルートを表示できるようになったとのこと。同社では「飲み会やお出かけを楽しんで、つい終電を逃してしまった、という方に対して、その日のうちに自宅に帰る方法を検討する一助」としています。

 また、これまでも電車とタクシーを利用する「タクシー優先ルート」が提供されていましたが、今回は、一本でも遅い電車・バスを使うことに特化し、目的地周辺駅からタクシーを使うルートを提供。利用者からの要望が多かった機能で、複数の移動手段を使った経路探索を強みとするナビタイムジャパンならではの技術により実現したとしています。

[古川 敦]