これからはLINEでお手軽投資? LINEがオンライン証券サービス提供に向け、テーマを選んで10万円前後からお手軽投資ができる「FOLIO」と資本提携。LINE上で「FOLIO」提供へ
LINE株式会社と株式会社FOLIOは、LINE上での次世代型投資サービス「FOLIO」の展開に向けた資本業務提携を締結しました。
オンライン証券のFOLIO株式会社は、テーマを選んで10万円前後から分散投資ができるサービス「FOLIO」を提供中。今回の資本業務提携をもとに、両社はLINEユーザー向けの「FOLIO」提供に向けて協業していくとのこと。
LINEからお手軽投資が可能になれば、株式投資はハードルが高いと感じている人や、株式市場の詳しい知識を持たない人でも手軽に投資をはじめる時代になりそうです。
FOLIOは、「資産運用をバリアフリーに。」をミッションに掲げるオンライン証券会社。2017年11月にベータ版サービスを一般公開した「FOLIO」は、テーマを選んで10万円前後から分散投資を始められるサービスです。
「FOLIO」は、投資家が「ドローン」や「ガールズトレンド」といったテーマを選ぶことで、複数企業にかんたんに投資ができるのが特徴。テーマごとに、「FOLIO」が選定した10社の有望企業でポートフォリオが組まれています。
分散投資をすることにより、不祥事や企業戦略失敗などによる個別の株価変動リスクを低減でき、たとえばドローンを選んだ場合はドローン市場全体が成長すれば株価上昇により資産を増やすことができるという仕組み。
FOLIO株式会社は国内株を取り扱う独立系証券会社としては、約10年ぶりのオンライン証券の誕生となります。テーマに投資できるサービスは日本では初。
LINEは、SNSアプリ「LINE」の圧倒的なユーザー数を強みに、ニュースやマンガ、ゲームなどのコンテンツ事業を展開。近年では決済やショッピング、求人情報などお金と生活基盤に関わるサービスの拡充に力を入れています。
今回の資本業務提携により、LINEからFOLIOへの出資を行い、今後、国内月間利用者数7,100万人を超えるユーザー基盤を持つ「LINE」上での「FOLIO」の展開に向けて協業。「すべての人がより身近に、そして楽しく資産運用をはじめられる世界を創出すべく、準備を進める」としています。