スマホで入店、スマホで決済、モノタロウ～♪ 初リアルの無人店舗「モノタロウAIストア」が佐賀大学内にオープン～無人・キャッシュレス店舗で約2千アイテム販売の実証実験

　「ネットで注文～、モノタロウ～♪」という中毒性のあるCMでもおなじみの工業用間接資材通信販売最大手のMonotaRO(モノタロウ)が、オプティムと共同で、初の無人店舗「モノタロウAIストア powered by OPTiM」を佐賀大学本庄キャンパス内(佐賀県佐賀市本庄町1)に2018年4月2日(月)にオープンすると発表しました。

　延床面積は約100平方メートル(約30坪)で、取扱商品点数は約2,000アイテム。monotaro.com登録者が利用できます。なお、キャンパス内への車両入構には原則200円の入構料金が必要となり、店舗横の店舗専用駐車場は数に限りがあるとのこと。

　「モノタロウAIストア powered by OPTiM」は、国立大学法人佐賀大学の本庄キャンパス内に出店するモノタロウ初の事業者ユーザー向け無人店舗。切削工具や研磨材等の工具から、軍手、作業服、テープなどの作業用品、素材、材料等の研究用品まで約2,000アイテムが販売されます。

　入店は、iOS/Android専用アプリ「モノタロウ店舗」を使用し、カメラで商品バーコードを読み取るだけで購入・決済が可能です。具体的には「モノタロウ店舗アプリ」を起動し「入店コードを発行する」をタップしてログインし、表示されたQRコードを入店ゲートにかざして入店。

　商品または棚札のバーコードをスキャンし、商品情報を確認後バスケットに入れ、バスケットに入れた数量分の商品を棚から取り出します。精算はバスケット画面で「決済へ進む」をタップし決済を確定。決済確定後、表示された退店用QRコードを退店ゲートにかざすと退店できます。なお、困った場合用に店舗専用フリーダイヤルも用意されています。

　モノタロウでは、今回のオープンにあたり、オプティムと業務提携を行ない、ネット通販における注文から配達までのリードタイムと、店舗販売での人件費高騰・長時間労働といった課題を解決するビジネスの実証実験を実施し、ネットとリアルを融合した無人店舗による間接資材の新しい調達方法を提案するとしています。