格安スマホの利用率が3年間で約4倍に! 2割を超える。一方、スマートウォッチは「興味がない」が4割超で関心が薄れる傾向~ジャストシステム調査
ジャストシステムは、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2018年7月度)」の結果を発表しました。
調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象にしています。
10代がスマホを選ぶ基準は「メモリの容量」「カメラの性能」
スマホユーザーに、新しいスマホを購入する際に、価格以外の性能面で重視することを答えてもらったところ、「電池容量」が58.4%で最多に。
動画を見たり、ウォーキングアプリなどバックグラウンドで動作するアプリも増加している現在では、電池の持ちがもっとも気になるようです。
2番目に多く上がったのが「画面の見やすさ・きれいさ」で53.8%、次いで「本体メモリの容量」53.2%でした。
10代に限って見てみると、「本体メモリの容量」が69.1%を挙げる人が最も多く、次いで「電池容量」64.9%、「画面の見やすさ・きれいさ」61.7%の順となりました。
また10代では、他の世代と比べて「本体メモリの容量」とともに、「カメラの画素数」が50.0%、「カメラの映像品質」が47.9%と約半数の人が重視。10代ユーザーではカメラ映りを重視していることがわかります。
スマホユーザーの約4割が、「新型iPhoneに興味」あり
今後、発売が期待されている新型iPhoneについて、スマホユーザーのうち、「とても興味を持っていて、購入を検討している」人は10.8%、「とても興味を持っているが、購入検討までは至らない」人は12.8%、「やや興味を持っている」人は22.6%。
合計すると46.2%と、5割近い人が興味を持っていることがわかりました。一方、「あまり興味がない」人は21.4%、「興味がない」人は25.6%でした。
スマートウォッチの利用者は4年間で微増。否定派も増加
スマートウォッチ(時計型端末)を「現在、使用している」人は4.1%で、初めて調査を実施した2014年6月度調査(1.7%)と比べて2.4ポイント増加しました。増加したとはいえ、普及はまだまだという現状のようです。
一方で、「興味がない」人も41.4%と、2014年6月度調査の27.0%から14.4ポイントと増加しています。自分にはあまり必要ないと“見切った”スマホユーザーも多いのかもしれません。
なお、集計データとしてまとめた全75ページの調査結果レポートが、「Marketing Research Camp」の自主調査レポートページから、無料でダウンロード提供されています。企業名や電話番号、メールアドレスなどの情報を入力する必要がありますが、詳細なデータをチェックしたい人は「Marketing Research Camp」にアクセスしてみてください。