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カードサイズで6種類の接続方法をカバー! SIMピン、microSDカードリーダーも収容。ガジェット用マルチツール「KableCARD」5/10(金)発売

[2019/5/10 12:31]

 株式会社アーキサイトは5月10日(金)、シンガポールのトラベルガジェットブランド「CARD」から、カードサイズに12の機能を搭載したデジタルガジェット用マルチツール「KableCARD」(ケーブルカード)の販売を開始しました。

 価格はオープンですが、ビックカメラでは4,480円(税別)で販売されています。

 「KableCARD」は国内外クラウドファンディングで約1万人の支援者を集めたマルチツール。

 カード1枚の大きさに、6種類の接続に対応する充電ケーブル、カードリーダー、LEDライトなど、いざというときに便利な12の機能を搭載したマルチツールです。

 国内大手クラウドファンディングMakuakeでは、1,400人を超える支援者を集めました。クラウドファンディングの支援者への発送を終え、一般発売にあたって日本語パッケージにリニューアルされ、今回満を持しての販売開始となります。

 スマホ、タブレット、ワイヤレスイヤホン、モバイルバッテリー等々、ガジェットが増えれば増えるほど煩雑になる充電ケーブル。外出先や旅行先で、「あ、あのケーブル忘れた!」と土地勘のない場所で電気店を探して歩いた経験のある人も少なくないはず。

 「KableCARD」は、以下6種類の接続方法に対応するケーブル&コネクタを備えています。

<KableCARDが対応する組み合わせ一覧>

 1. Type-A to Type-C
 2. Type-A to Lightning
 3. Type-A to MicroUSB

 4. Type-C to Type-C
 5. Type-C to Lightning
 6. Type-C to MicroUSB

 また、SIMイジェクトピンも収容。海外へ行く時にはSIMを入れ替える人も増えているので、1本あると安心です。差し替えたSIMカードは、小さいだけに紛失が心配ですが、SIMカードを収納できる場所も2カ所用意されています。
 microSDカードリーダーも入っているため、あらかじめmicroSDカードを入れておくと、出先でUSBメモリーのように、データのやりとりなどで使用できます。なお、microSDカードリーダーは、USB OTG(USB On-The-Go)接続には対応していません。

 ワイヤレス充電機能も装備。持っているスマホがワイヤレス充電に対応していれば、スマホを置くだけで充電できます。

 なお、ワイヤレス充電を利用するには、2A出力ができるモバイルバッテリーや電源が必要となります。スマホ1台を1回充電できる程度の軽量モバイルバッテリーは2A出力に対応していない場合が多いのでご注意。

 そのほか、LEDライトを装備しているので、出張先の暗い戸外などでちょっと明かりが欲しい場合に利用できます。明るさは2段階切り替え。

 60°開いた状態で止まるフタと引き出せる台で、簡易スタンドとしても利用可能。スマホで動画を視聴する時などに便利そうです。


おもな仕様

<ブランド名>
 CARD(カード)

<商品名>
 KableCARD(ケーブルカード)

<型番>
 ブラック:KC7-JB/ホワイト:KC7-JW

<機能と付属品>
 ・Type-C to Cケーブル
 ・Type-C to A 変換コネクタ
 ・Type-C to Lightning 変換コネクタ(非MFi)
 ・Type-C to MicroUSB 変換コネクタ
 ・ワイヤレス充電・スタンド ・microSDカードリーダー
 ・SIMカードイジェクトピン ・nanoSIMカードホルダー×2
 ・LEDライト

<ケーブル>
 約27cm USB2.0/Max 5V 3A/USB PD対応 最大60W

<LEDライト>
 LED3個 色:3000K off/0.5W/1W (別途電源が必要)

<カードリーダー>
 microSD HC/XC USB2.0接続 (OTG非対応)

<ワイヤレス充電>
 Output:5W (5V 1A)/異物検出・短絡・過電流・過熱保護

<本体サイズ>
 約86×55×8.6mm

<重量>
 約52g

<対応OS>
 Windows/Mac OS

<生産国>
 中国

<保証>
 1年間(ケーブル、アダプタ、SIMイジェクトピンは3カ月保証)

<希望小売価格>
 オープンプライス


[工藤ひろえ]