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これは進化なの!? ロボットが書類にハンコを押してくれる未来! デンソーウェーブなど3社が「RPA&COBOTTAR オフィス向け自動化支援」を開発
[2019/12/12 20:47]
デンソーウェーブが11日、日立キャピタルと日立システムズの3社共同で、オフィス向けロボティクスソリューション「RPA&COBOTTA オフィス向け自動化支援」を開発したと発表しました。人協働ロボット「COBOTTA」が書類に捺印し、書面を電子化する一連の業務を自動化するシステムで、2019年12月18日(水)~21日(土)に東京ビッグサイトで開催される「2019国際ロボット展」に出展されます。
近年、日本の生産労働人口が減少局面にある中、従来よりも少ない人数で生産力を高めるための手段として、認知技術(ルールエンジン、AI、機械学習など)を活用した業務を代行・代替する「RPA」(Robotic Process Automation)が注目を集めており、2021年度には市場規模が100億円規模になると予測されています。
一方でPRAの導入領域はオフィス業務の中でもパソコン操作やシステム上のオートメーション化が中心で、人的作業が発生する業務での導入は見送られるケースが発生しています。
こうした中で、デンソーウェーブと日立キャピタル、日立システムズの3社は、人協働ロボット「COBOTTA」による人的作業代行とRPAツールによるデジタル作業の自動化を組み合わせたソリューションを開発。契約書などへの捺印と書面の電子化を人協働ロボット「COBOTTA」が自動で行なうことにより、業務効率化・省人化、生産性向上というニーズにこたえ、オフィス業務の自動化に貢献し、働き方改革の推進をサポートするとしています。
今後はニーズに応じてRPAとCOBOTTAを組み合わせたシステムを開発し、順次バリエーションを追加する予定とのことです。