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単三電池でスマホを充電できて、災害時にも役立ちそう! マクセルがアルカリ乾電池式充電器「MPC-CD6V」を本日25日(木)発売~10年保存可能なアルカリ乾電池「ボルテージ」同梱

[2020/6/25 22:46]

 マクセルが、スマートフォン用の電源として利用できるアルカリ乾電池式充電器「MPC-CD6V」を2020年6月25日(木)に発売します。価格はオープンで、店頭価格は2,510円(税込)程度。

 「MPC-CD6V」は、アウトドア、スポーツ観戦などの外出中や、災害などによる停電で電源が確保できないときに、アルカリ乾電池を使用してスマートフォンの充電ができる製品で、マクセルのアルカリ乾電池「ボルテージ」使用で、新型「iPhone SE」を約1.2回充電可能です。USB Micro-BとType-C の両方に対応できる充電用ケーブルも付属します。

 同社では、乾電池があればスマートフォンの電源を確保でき、乾電池を交換することでくりかえし使えることから、自然災害の際の備蓄用として商品化を進めたとしています。また、同梱されているマクセルのアルカリ乾電池「ボルテージ」は日本製で、10年保存が可能(JISに基づく保存条件)とのことです。

 外形寸法は幅63×高さ108×厚み18.4mmで、重量は約49g(乾電池・ケーブル除く)。出力端子はUSB-Aポートを1口備え、出力はDC5V/最大1A。充電用ケーブルUSB-A - Micro-B (Type-C変換アダプタ付)約100cm、単3形アルカリ乾電池「ボルテージ」6本、取扱説明書(保証書付)が付属します。保証期間6カ月。

 マクセルは、1963年に日本で初めてアルカリ乾電池の生産に成功し、2009年には液もれ防止設計を採用した「ボルテージ」を発売するなど、電池の安全性向上にも取り組んでいます。また、モバイルバッテリーの分野にも2011年から参入しています。

[古川 敦]