IT・スマホ

Windows PCに「Windowsキー」以来、約30年ぶりに「Copilotキー」を追加 「2024年は『AI PC』の年になるでしょう」~今月末から春にかけて搭載製品が登場

[2024/1/8 15:21]

 米Microsoftが4日(米国時間)、次の大きなステップとして、Windows 11 PCに新たに「Copilotキー」を導入すると発表しました。同社では「AIが、システム、シリコン、ハードウェアを横断して、Windowsにシームレスに組み込まれていき、人々のコンピューティング体験がさらにシンプルに、かつ、強力なものになります。2024年は『AI PC』の年になるでしょう」としています。

 「Copilotキー」の採用は、Windows PCのキーボードに約30年ぶりに大きな変更が加えられたことになります。これにより、人々がより容易にAI変革に参画できるようになると、マイクロソフトは信じているとのことです。「Copilotキー」は、PCキーボードの中核部分としてWindowsキーに加わり、この新しいキーを押すことで「Copilot in Windows体験」が起動され、Copilotをシームレスに活用できるようになります。

Introducing a new Copilot key for Windows 11 PCs

 約30年前、マイクロソフトは、世界中の人々のWindows操作を支援するために、PCのキーボードに「Windowsキー」を導入。「Copilot」は、PC上のAIの世界への入り口になり、「これは、マイクロソフトの長期的取り組みにおけるもう1つの革新的出来事」としています。

 また、米ラスベガスで1月9日から12日まで開催される大型見本市「CES 2024」では、新しいWindows 11 PCの多くに「Copilotキー」を搭載していることが見られるとのこと。1月末から春にかけて、今後発売されるSurfaceデバイスを含め、製品の提供が始まるとしています。

 なお、Copilot機能の提供時期や利用可能なデバイスは、市場やデバイスによって異なり、デバイスで「Copilot for Windows」が利用できない、または有効になっていない場合に、「Copilotキー」を押すと「Windows Search」が起動されるとのことです。

Amazonで購入
[古川 敦]