スマホカメラにつけるだけで86倍顕微鏡になる「スマホ86顕微鏡」発売～1,480円とお手頃価格

　「光と色彩の能力テストTOCOL（トコル）」は、スマホやタブレットのカメラ部分に取り付けるだけで86倍顕微鏡として使える「スマホ86顕微鏡」の発売を開始しました。価格は税別1,480円。教材販売サイト「リランフェート」で先行発売中。

　「光と色彩の能力テストTOCOL」は、産学連携の五感コミュニケーション協働プロジェクトが主催。立命館大学 情報理工学部 知能情報学科が中心となって、大学や研究機関、企業などと研究開発を行なっています。

　「スマホ86顕微鏡」は、ガラス製ボールレンズと粘着性レンズブラケットだけのシンプルな構造で、光学約86倍を実現。スマホのデジタルズームを使用すると、約86～344倍の倍率で見ることができます。

　レンズは高精度光学ガラスを採用。レンズ直径は観察に適した4mmで、直視の使用でも威力を発揮するとしています。

　レンズブラケットには粘着特殊ラバーを使用しており、ゴミやホコリで粘着力が弱まった場合でも、水やアルコールを含ませた布で拭くと粘着力が回復します。

　「スマホ86顕微鏡」には、観察用に円型プレパラート（PET）4枚と光拡散板1枚が付属。植物細胞、微生物などのミクロ写真カード35枚が入った「図録 MicroGraphiaカード」も同梱されています。ボールレンズや円型プレパラートは単体購入も可能。