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2年前の発売ながら、重量12.5gと超コンパクト。ひとつ持っていると重宝しそうなソニーのワイヤレスイヤホン「SBH-20」

[2015/10/20 06:02]

 スマホがひとり1台の時代になって、固定回線を持たない人も多くなってきました。なにかと便利で手放せないスマホですが、家電話に比べてイマイチ向いていないのが長電話です。スピーカーモードに切り替えれば聞く方はOKですが、話す時はある程度スマホのマイクに近づく必要があります。

 そんなとき、あると便利なのがヘッドセットです。両手も空いて、作業をしながらの電話対応もラクラク。ただし、このヘッドセット、サイズが大きいとかなりカッコ悪いのが難点です。社内や家の中で使うのであればまだしも、出先で使う場合はどうしてもためらってしまいます。そんな悩みをSONYはとっくに解決してくれていました。

「SBH-20」は縦×横×厚みが33.3mm×33.3mm×12.3mm、重量は約12.5g。500円硬貨の直径が26.5mmなので、それよりやや大きい程度のサイズ

 ソニーの「SBH-20」は縦×横×厚みが33.3mm×33.3mm×12.3mm、重量は約12.5gという超コンパクトなボディにさまざまな便利機能を搭載した、カナル型ワイヤレスイヤホンです。参考価格は4,743円(税抜き)ですが、実売価格は3,000円台後半。カラーはブラック、ホワイト、オレンジ、ピンクの4色をラインナップしています。

 NFC(Near Field Communication)対応のスマホであれば、「NFC簡単接続」アプリをインストールするだけでワンタッチ接続が可能。

 ソニー製のスマホ「Xperiaシリーズ」はもちろんのこと、iPhoneもBluetoothを使って接続できます。音の反響を少なくするエコーキャンセル機能・ノイズを軽減するノイズリダクション機能を備えているので、快適な通話が楽しめます。

 「SBH-20」は通話機能だけでなく、ウォークマンをはじめとするオーディオ機器との接続にも対応。加えて、同時に8台までのペアリングを可能にする「マルチペアリング機能」と、同時に2台のデバイスを接続できる「マルチポイント機能」を搭載しているため、オーディオ機器で音楽を聴きながら、スマホの着信が可能です。

 バッテリー内蔵で、連続音楽再生最大約6時間、連続待ち受け最大約200時間、連続通話最大6時間。往復の通勤や通学で音楽を聴いて、少々長い通話をしても、家を出てから帰宅まで、ほぼ1日持つ計算です。

 密閉型・インナーイヤータイプのイヤホンが付属していますが、イヤホン部分は差し替えできるため、お気に入りのマイク機能付きイヤホンを装着して使うこともできます。

 発売は2013年と最新の製品ではありませんが、発売から2年余り経っているだけに、細かな不具合の心配もあまりないと思われます。NFC対応のスマホなら、スマホで「SBH-20」にタッチするだけで接続できるので、スマホの設定などが苦手な人でも簡単に使えるのも特長。ひとつ持っていると重宝しそうです。

カラーはブラック、ホワイト、オレンジ、ピンクの4色をラインナップ
[鈴木直人]