産経新聞を無料で読めるスマホアプリが12月で終了～無料の「産経プラス」と、月額1,800円の「産経新聞電子版」に集約
「産経新聞東京朝刊」と「フジサンケイビジネスアイ」を無料で読めるスマートフォン用「産経新聞」アプリのサービスが、12月で終了することが発表されました。
「産経新聞」アプリは、紙面をそのままの体裁で閲覧できるアプリで、2010年からiPad向けに、2011年11月からAndroid向けに提供。「産経新聞東京朝刊」と「フジサンケイビジネスアイ」については、国内3キャリアで販売された、画面サイズが7インチ未満の端末限定で無料で読むことができ、「産経ニュース」と「産経新聞号外」については、端末のサイズなどにかかわらず無料で利用できます。
しかし、産経新聞社の関連会社の産経デジタルが、産経ニュース、SANSPO.COM、zakzak、SankeiBiz、iRONNAの5サイトに掲載される記事を集めた無料アプリ「産経プラス」を12月にリリースするのに伴い、産経新聞アプリiPhone版はアプリアップデートで産経プラスに衣替え。産経新聞アプリAndroid版は有料版に一本化されます。紙面で読みたい場合は、「12月開始の新サービス『産経電子版』をご購読ください」としています。
12月から提供される無料アプリ「産経プラス」は、平日は900本超えのニュースが提供される、産経新聞グループの総力を結集したというニュースアプリ。重大ニュースの一報をいち早く届ける「超速報」や、気象・災害情報が充実したアプリ独自のジャンルを設定。さらに、アプリ独自のコンテンツとして旬な芸能人がコラム執筆陣として並びます
また、「産経電子版」も12月より提供開始されます。配信するのは「産経新聞」と「サンケイスポーツ」で、一部ページを除きフルカラーで掲載。バックナンバーは過去90日分の閲覧が可能です。
産経新聞の購読料は月額1,800円(税別)。東京朝刊、大阪夕刊、各地域のページ、号外、電子版オリジナルの特別ページを収録。サンケイスポーツの購読料は月額2,000円(税別)。東京・大阪版、電子版特別ページを収録しています。
現在、産経デジタルが提供するアプリは「産経新聞HD」、「産経新聞Android版」、「サンスポ電子新聞（iOS/Android版）」、ブラウザー版の「産経Netview」はそれぞれ単体のサービスとして提供されていますが、産経電子版ではこれらを統一して、1契約でPC、スマートフォン、タブレットなどマルチデバイスでの閲覧に対応しています。